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アダルトチルドレン

”自分軸”で見えてくる世界

アダルトチルドレン   2022/06/26 (日)  12:26 PM

「The Summer~!」って感じの季節となりました。今年は初めて向日葵を植えました。

 

普通の向日葵は1つだけ花が咲く感じですが、この向日葵は一本にいっぱい花が咲くようで面白いな~って思いまして種を購入しました。

 

まだまだ小さい苗ですが、これからスクスクと成長していくでしょう。今年はブルーの朝顔もセットで植えました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「非常にパワフルになられて~!」と、その背中を逞しいなと感じながら拝見しています。

 

回復をされて来られると、非常に対人関係の距離感やバランス、そして様々な環境においてご自分を身を守るのが上手になって来られるなと実感致します。

 

ご自分にとって楽な関係性では一体感と調和を楽しめる。そして大切な境界線を踏み越えてくる人とは、適度な距離をもって瞬時に身を守る感じ。「お見事だな~!」って感じます。

 

イキイキと”私”を生きる姿は非常に美しいですね。

 

幼少期の生き方のパターンとして、アダルトチルドレンの「役割」で生きてしまうという事は良く見受けられます。

 

人間関係の中で、大切な自尊心や自信を傷つけられてしまう事を繰り返してしまう。ある意味それは、アダルトチルドレンの様々な「役割」で、周りからその「役割」を押し付けられてしまっているからという場合もあるかもしれません。

 

その「役割」でいてもらう事で、周りがバランスが取れる。ある意味、その周りの環境や人間関係がバランスを取るために「役割」をあてがわれてしまう感じがあるかもしれません。

 

どうしても「いい人:イネイブラー」の役割を演じさせられて、ご自分以外の仕事や重荷を抱えてしまう。

 

また「ダメな人:スケープゴート」の役割をやらされて、ご自分の自信や自尊心が育っていかない。

 

カウンセリングの中で、原家族での関係性を振り返りながら、様々なご自分の中の「感情」を一つ一つ認めていく。すると「私は私のままで良い」という、静かな自信が育ってくるのですよね。

 

すると次第に”私”の中に「自分軸」が育ってくる。それは自由に生きていく上で大切なものなのですよね。

 

だからこそ様々な人間関係で的確に反応をする事が出来、そして楽な人と繋がり、不快な人とは離れるという事が出来るのだと思います。

 

そして”私”が大切と感じる事を人生の軸として、楽しく自由に生きていけるのです。"私"の人生を切り開いていく事ができるのです。

 

唯一無二の美しい花を咲かせるのですよね。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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