「家族と子供」について特化した臨床心理大学院にてカウンセリングを学んで来ました。大学院を卒業後、アルコール依存症の専門病院、家族問題を専門とした相談室で経験を積み、その後に横浜を拠点にトラウマ治療専門の相談室を立ち上げました。
これまで多くのクライアントの皆様と接する機会に恵まれ、そして彼らの素敵な回復されたお姿を拝見して来ました。トラウマから解放され自由になって行かれるお姿は、非常に素晴らしいと実感致します。
それぞれの個性溢れる回復されたお姿を拝見する時「人は無限の可能性を秘めている」と実感でき、これまで繋がって下さる方々のお力によって、臨床家として成長して来ること事が出来ました。有難うございます。
カウンセラーとしての成長過程の中、スーパーバイザーである大嶋 信頼 先生からのご指導も私にとっては大きな力を頂いた経験と実感しております。
臨床心理大学院では教育セラピーを受けるカリキュラムが設定されていました。このカリキュラムは、カウンセラー自身がカウンセリングを実際に受け、自分に向き合って行く事で実際に体験的にカウンセリングを学ぶという主旨です。
大学院時代から教育セラピーを大嶋先生にご指導していただいており、実際に自分に向き合って行く、教育セラピーでの「学び」は非常に深いものがありました。
カウンセラーが用いる「言葉」によって、それまで抱えていた苦しみが「フッ」と軽くなる「言葉の力と不思議」を実感しました。面接の中で「カウンセラーがどんな言葉を用いるか」がクライアントの苦しみから解放される大切なキーポイントであると学び、今もとても意識しています。
そしてカウンセラーが「無知の知」のスタンスに立ってクライアントに向き合い、クライアントを主観的判断で決めつけない事で、その方が本来お持ちでいらっしゃる「本質の凄さ」をカウンセラーが発見していくカウンセリングの奥深さにも魅了されました。
また私自身の教育セラピーの中で、FAP療法を用いたトラウマ治療と共に、それまで抱えていた様々な問題から解放され限界を越えていく行く経験を致しました。この様な経験が、トラウマ治療専門のカウンセラーとしての道を真剣に考え、志すきっかけとなりました。
師匠である大嶋先生は「カウンセラーは万能感を持ちやすい」と常々仰っておられます。カウンセラーが「万能感」を持ってしまう事で、クライアントさんに対し独善的になったり、面接経過での大切なヒントや兆候を見過ごしてしまう問題が発生してしまいます。
ご来室される方々が「本来の美しい姿」に戻って頂く為、またより良い効果的なカウンセリングをご提供させて頂く為に大嶋先生のご指導(スーパーバイズ)を受けながら面接を進めさせて頂いております。
クライアントの抱えていらっしゃる問題から、スピーディに解放される的確なアセスメントについても大嶋先生にご指導頂きながら自己研鑽を積んでおります。
ご来室されるクライアントの皆様の「本来の美しい姿」を拝見する。
それが当相談室のモットーであり、カウンセラーとしてのこの上ない喜びです。
カウンセリングルーム・グロース
臨床心理士 大塚 静子
・臨床心理士(NO:18162)
・FAP療法上級資格取得
所属学会
・日本臨床心理学会
(International Society for Traumatic Stress Studies)
経歴
・2005年
アライアント国際大学 /
カリフォルニア臨床心理大学院
臨床心理学修士課程卒業
・2005年7月
アルコール依存症専門病院、
周愛利田クリニックにて勤務。
・2009年7月
IFF・CIAP相談室に勤務し家族臨床、
トラウマ治療を学ぶ。
講座:ジェノグラムで理解する
“家族と私“講師を務める。
・2014年7月
横浜にて
カウンセリングルーム・グロース設立。
・2015年4月
浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師
「心理療法」,「精神保健学」担当
研究実績 こちらをご参照下さい
ブログ 『世界に一つだけの花』
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