当相談室では、幼少期における家族内でのトラウマ(心の傷)を抱えた方々(アダルトチルドレン)からの回復を主軸にカウンセリングをご提供致しております。
長年、アルコール依存症とその家族システムを研究され、虐待やアダルトチルドレンの問題を日本に広めた第一人者である、精神科医の斎藤 学先生が運営されている相談室(IFF・CIAP相談室)にて研鑽を積んで来ました。その経験の中で、アダルトチルドレン の生きづらさを克服した方々が、個性を開花させて美しく自由に生きてゆく姿と数多く出逢ってきました。
アダルトチルドレンの問題は、機能不全家族や虐待トラウマ、対人関係、自己否定感など、様々な生きづらさを抱えています。幼少期の原家族におけるトラウマ(心の傷)の問題が色濃く影響を受けていると考えられます。
トラウマ治療とPTSD問題の権威で、ハーバード大学医学部精神科名誉教授精神科医ジュディス・ハーマン氏は、幼少期から長期間反復した養育者による虐待行為は心的外傷(トラウマ)となって、成人後に「複雑性PTSD」を発症し、感情面、対人関係機能等の多くの領域において慢性的な生きづらさの問題を抱えると述べています。
遅ればせながら2019年の6年前に、「複雑性PTSD」は世界保健機構(WHO)の『疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)の第11版』の中に、ハーマン氏がその著書『心的外傷と回復』の中で記述した診断基準を採用しています。世界のトラウマ治療の領域でも、この問題に関心が向けられています。
幼少期の劣悪な家族環境や虐待トラウマの問題は、「自分がほんとうはどうしたいのか」という問題に向かい合えない思考法が、無意識に、かつ頑固に確立している場合が多く、「自由に生きる力など自分には縁がない」という自己否定的な歪んだ認知のまま、いつも他人に振り回され不機嫌でいる自分に気がつけない場合があります。気がつくと同じ思考法で再び自己否定に帰結する思考法を繰り返します。いわゆる、「トラウマの再演」が生き方や親子関係で反復しています。
当相談室では、このような幼少期からのトラウマを抱えたアダルトチルドレンなどの問題に対処すべく、日本で開発されたFAP短期心理療法による治療をご提案しております。FAP短期心理療法はトラウマ治療において、その効果を短期間で発揮してきた事例が多く、暴露療法とは異なり、不快なトラウマ記憶を無理に感じることなく不安が軽減され、気がつくといつの間にか心の問題から徐々に解放されていたという皆様の声を多く耳にしております。
生きづらさの問題は、一つとして同じものはありません。それ故に苦しみや孤独が悩みから生まれます。皆様の生きづらさの問題の本質を解明するために、人間関係の中の相互作用システムの影響を掘り下げ、初回面接にて丁寧にお話をお伺いさせて頂き、皆様に応じたオーダーメイドのアセスメントを重視致しております。
的確なアセスメントをご提案させて頂く事で、スムーズに「本来ある力」を自然な形で使えるようになり、皆様の「自由に生きる力」をサポートさせて頂きます。
皆様が本来持っている美しい自由な姿に出会えること。
それを楽しみに日々、向き合っております。
アダルトチルドレンの問題は、幼少期における機能不全家族の中で生きて来られた中での様々なトラウマの影響から派生していると考えられます。アダルトチルドレンからの回復は、イコール幼少期のトラウマからの回復と同義であると考えられます。
幼少期のトラウマからの回復を考える時、トラウマ治療に際し様々な課題が実はございます。まず幼少期からの長い期間のトラウマ治療が必要になってくる為、治療に時間がかかってしまう可能性があるという事。そしてトラウマは「健忘」といって記憶から忘却してしまう事もある事、そしてトラウマの記憶に向き合う苦痛に対する抵抗感等の問題が考えられます。
それらの難点によって幼少期からアダルトチルドレンとして生きて来られた方々が、その回復の過程で困難を抱えてしまう可能性が考えられるのです。
当相談室では上記にあげたトラウマ治療の難点をクリアする事ができる、FAP療法を用いトラウマ治療をご提案を致しております。FAP療法ではトラウマの出来事を詳細に思い出す事がない為、苦痛を伴わず安全である事、そして短期で効果を期待できます。
ご来室された方々が楽にトラウマの問題から解放される為、当相談室ではFAP療法を用いてカウンセリングをご提案致しております。ご来室される多くの方々が、トラウマから解放され自由に生きておられます。
心の傷(トラウマ)を抱えていますと、家族や職場関係等でどうしてもご自分らしく生きる事が難しくなってしまいます。人と親密に話をしたいいのだけれど、どうしても緊張して人間関係が苦しくなってしまう。またパートナー等に怒りを爆発させてしまう事を、繰り返してしまう等の問題を否応がなく抱えてしまいます。
これらの状態に対し、大方「怒りっぽい自分がいけない」とか、「人と比べて何かが欠けている」という風に「”私”の問題」として捉えてしまっているケースは多くあります。しかし実際にトラウマの視点から拝見しますと、それは違っている場合がほとんどです。
幼少期からのトラウマの問題によって、緊張感が高くなってしまっていたり、また暴力のトラウマによって、トラウマの逆再上演をしてしまって怒りを爆発させてしまっているのです。つまりトラウマによって「本来の美しい姿」を歪められたり、やりたくない事をしてしまっているのです。
そして「いかに幼少期の過酷な状況を越え戦い抜いて来られたか」という事実が分かってくるのです。「戦場のトラウマを越え生き抜いて来られた”私”」をリスペクトの気持ちで、改めて認めてあげると共に誇りを持って生きていかれるようになります。
戦場のトラウマの過去を越え、これからの自由な未来を生きて行く事をお手伝いさせて頂きます。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
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著書
『甦る魂』はこちらをご参照下さい