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アダルトチルドレン

”私”の自由のために生きていけること

アダルトチルドレン   2022/03/03 (木)  7:21 PM

休み明けにオフィスに来てみると、ヒヤシンスが綺麗に咲いていました。ちょっとパステル系のヒヤシンスさん達で「ほ~!」って思いました。

 

先日、家の近所のお花屋さんでサイネリアを購入しまして、オフィスには花がいっぱいある感じです。

 

お花が側にあると、とっても心地良いですね。これから季節の花々をちょっとオフィスに飾って行こうと思いました。

 

幼少期のトラウマやアダルトチルドレンの回復の中で、一つ重要だなって思う部分があります。それは「苦しい人間関係を放っておける」という事かも知れません。

 

自分の中にある様々な自由なモノが汚染されて、みだされてしまう感じがあるかも知れません。

 

私自身もあるな~って思います。「イラッ!」ってした時、半分自動的に「相手に分からせたい」って思考に入ってしまう。

 

そうするとその後、その私にとって苦しい対象が頭の中に居座る感じになるのですね。するとそれまで「あ~心地良い感じだ~」って思っていたのが、「何だか心の中によどみが増えてくる~」ってなってしまって、それまでの楽な感じが汚染されてくるのですよね。

 

相手が気になって気を使って、そしてますますこちらがストレスが大きくなってしまう。

 

師匠の大嶋先生はこれを「万能感」って仰っておられます。

「う~ん、私も万能感があるよな」って思うのです。

 

これがあるせいで、何となく私が本当にやりたいと思っている事、求めている事ができないベクトルになってしまうのですよね。

 

日々、様々な方々がご来室されています。

様々な場面で苦しい関係、害のある人間関係の中で心をみだされて、苦しくなってしまっている場合もあるかも知れません。

 

「ご自分にとって楽な人間関係を選んでいく」という事も大切なのかも知れません。

 

それを選びにくくさせている要因が、「万能感」なのかも知れません。

この万能感の背後にあるのが罪の意識なのかなと実感します。

 

この罪悪感によって、本来必要じゃない事に絡めとられ、ご自分の大切な時間と空間がみだされされてしまうのかもしれません。

 

それは幼少期の問題を抱えた人達が、自分の問題を正当化するために裁かれた結果によるものかも知れません。

 

戦場のトラウマをサバイブして来られ、修羅場を超えて来られた。この家族が平和で幸せであったらと願い、子供の自分が一生懸命に頑張って何とかしようとする。

 

両親の葛藤、愚痴をいう母親、そんな人達を慰めたくて、だけど子供の自分は頑張っても頑張っても問題が次から次へと引き起こされてしまう。

 

家族を幸せにすることなんて、到底子供には出来ないのだけれど、それが人生の目的となって、そして問題が繰り返される。その中で万能感と罪悪感に拘束されてしまうのかもしれません。

 

この「万能感」から解放されていきますと、”私”が心地良いポジションをとっていく事ができるようになります。

 

「”私”が楽チン」なポジションをとって動いていける。

 

ご自分の生きる「力」を、ご自分の幸せのために使っていけるようになる。

心から「あ~楽だな~♫」って感じに生きていけるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

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