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アダルトチルドレン

”私”の求めている自由に向かって

アダルトチルドレン   2022/04/06 (水)  7:12 PM

だいぶ暖かくなって来ました。「いつになったら野菜の種をまけるかな~!」って思っていたので、「やった~!」って感じでありました。

 

ミニトマト、中玉トマト、芽キャベツの種を蒔きました。発芽温度は20度~25度という事でした。

 

トマトは寒いと育たないのですね。これから発芽するのが楽しみであります。

植物達は勢いよく元気に成長している感じであります。

 

初夏に向けて楽しみな感じです。これから「ベジタブル~!」って感じです。

 

機能不全家族の中で育ち、トラウマを抱え生きぬき、アダルトチルドレンとして生きる時、その「生きる」という事は非常に難儀な面があるように感じます。

 

良く「生きづらさ」という言葉で表現をされていますが、まさに「生きづらさ」という部分が当てはまるように実感します。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えているという事は、ご自分の中に様々なトラウマの地雷を抱えて生きているような感覚なのかも知れないと感じます。「過去」に引っ張られ、「今」を生き、そして「未来」を求めながら生きるという状況かも知れません。

 

様々な日常生活の中で引き金が引かれて、感情が揺さぶられたりしてしまう。「生きづらさ」を抱えて戦って来られた方々なのですよね。

 

つまりトラウマの過去の比重が大きくなってしまっているので、「本来ある力」を発揮したり、人生を楽しんだり、納得行く形で生きて行く事が難しくなってしまうのですよね。

 

ある意味そこからの回復は、「心のノイズが消えていく」という事かも知れないなって思います。トラウマ治療によって、過去のトラウマの記憶と感情を一つ一つ整理して行く。

 

トラウマの出来事を大切な過去の一コマとして整理して行く。すると「今この時」を静かに見つめて行く事が出来るようになるのですよね。

 

ですので回復されて行かれる方々を拝見していますと、静かになって淡々と日常の幸せを感じる方々が多いのかも知れません。

 

その「本来ある姿」で生きていかれるのですよね。そこに本当の意味で”私”が幸せを感じる「何か」を見つける事が出来るのです。

 

静かな心の中から見えてくる「何か」、それが自由になっていくための道しるべなのかもし知れません。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

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