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FAP療法

”私”が求める自由

FAP療法,  アダルトチルドレン,  カウンセリング,  トラウマ治療,  横浜   2022/01/27 (木)  10:55 PM

近頃は少しずつ暖かくなってきた感じがします。公園の梅の花もチラホラと咲いている感じがあります。2月になりますと梅が満開となります。

 

楽しみですね。

 

ご来室されるクライアントの方々は、回復と共に、少しずつ少しずつ見える景色が変化し、そして生きる世界が広がって行く感じがあります。ジワジワとジワジワと生きる世界が広がって行く。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、PTSDの症状、自尊心、対人関係、世界観などの多領域に影響を受けるのです。

 

ですので幼少期からのトラウマからの回復は、その方の「生き方」が変わって行く感じかもしれません。

 

それまでの様々な不安から解放されると、次のステージが見えてくる。するとそれまで見えていた世界が、少しずつ少しずつ広がって行く。段々と段々と「

力」をつけていかれる。

 

初回面接では「どんな風になっていかれたいか?」という回復のイメージをお伺いさせて頂きます。それぞれの方が、それぞれの自由の形があるのだなって実感します。

 

回復と共に、その「”私”が求める自由」に近づいていかれる感じがあります。

 

次第に「私」が育って来られるのですよね。その方の「本質の美しさ」が段々と見えてくるように思います。「”私”はこんな事をしたら楽しいかも~♪」、「”私”はこんなもっとこんな所で生きていきたいな~」などという、”私”を主人公とした人生のベクトルが見えて来るのです。

 

すると段々と、”私”が求めている人生のベクトルが作られて行くのですよね。ご自分のライフスタイルをデザインして行くような、そんな感じかも知れません。

 

それまでトラウマの影響を受けた状況の中で「生きづらさ」を抱え生き抜いて来られた。

 

その足かせが取れてくるにつれて、”私”が心から求める「何か」のために楽しいものをチョイスすることができるようになるのですね。

 

ご自分の人生に納得しながら歩いていかれるのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

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