Home > スタッフブログ新着一覧 > 本来の”私”に戻っていく

アダルトチルドレン

本来の”私”に戻っていく

アダルトチルドレン   2022/06/12 (日)  1:16 PM

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。着々とご自分にとっての自由に向かって歩いておられる姿に「いいな~!」って思います。

 

着々と着々と「本来の”私”の姿」で生きる姿は美しいなと実感します。ご来室される方々は、それぞれがそれぞれの「本来の姿」に戻って行く感じがあるように思います。それぞれがそれぞれの姿になっていかれる。

 

ご来室当初は、どちらかというと語弊がありますが「役割」の型にはまったご自分を生きているように思います。アダルトチルドレンの役割ありますが、その役割の型にはまって生きるパターンが出来てしまっているのですよね。

 

昔、私が駆け出しの頃、師匠に興味深いことを教わったことがあります。クライアントさんというのは、ご自分を偽った姿で打ち出してくるというのです。

 

だからそんな時はセラピストは「本当?」ってダウトをかけていくといいよと教わった。これは非常に興味深いなって思うのです。

 

何故ならば、実際にその「役割」の「偽りの姿」とは、また違った「本来の姿」が回復と共に見えてくるからです。

 

ある方は「自分はダメな存在」って信じ、そしてその「役割」がご自分の定位置っていうがごとく、日常生活や職場関係の関係で、そんな偽りのポジションにいらっしゃる。

 

だけれどもつまびらかに見ていくと、原家族の中で「ダメな存在」というのが定位置のごとく、家族関係が展開していたという事実が浮き彫りになってくるのです。

 

他の家族は力があって優秀。だけどご自分は何をやってもダメっていう立場(スケープゴート:生け贄)に役割をあてがわれてしまう。そんな関係が原家族の中で当たり前のごとく展開しているという事はよくあります。

 

そんな原家族からの呪縛から解放されて行きますと、着々とご自分にとっての本来の楽な姿に戻っていかれます。私らしく、そして”私”に誇りを感じながら、着々と本来のご自分の姿に戻って行かれる。

 

そんな姿を拝見させて頂くのがとっても楽しみなのです!

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=4679

ページトップへ戻る