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アダルトチルドレン

戦場のトラウマを越えて自由に生きる姿

アダルトチルドレン   2021/04/28 (水)  9:05 PM

当相談室では家族的背景のトラウマを抱えた方々が多くご来室されます。トラウマは世代を経て連鎖していく事は良く言われています。

 

 

当相談室では、トラウマの世代間連鎖についてフォーカスを当て面接を進めさせて頂いております。

 

 

ご自分がこれまで抱えていた生きづらさ、対人関係問題、お酒や食べ物などの依存の問題は、上の世代からの世代間連鎖によるトラウマの影響が背景として考えられます。今、現在の”私”が抱えてリウ問題とリンクしているのです。

 

 

しかし多くの方々は、それらの問題を「自分がダメだから」と捉えてしまって、ご自分を責めてしまっている場合もあります。

 

 

「虐待」や「暴力」の問題は、トラウマの連鎖の問題の一つとして考えられます。トラウマを経験しますと、その後の人生で「トラウマを再演」するという場合がございます。

 

 

上の代で虐待や暴力の問題があった場合、その影響は下の世代に受け継がれていくのです。祖父母の代、両親の代、そして”私”の代へと経ていくのです。

 

 

虐待された人は「暴力を振るう人」もしくは「暴力を振るわれる人」のどちらかの立場になる場合があります。つまりトラウマを「再演(暴力を振るわれる)」するか「逆再上演(暴力を振るう)」するかのどちらかのポジションととなってしまうと言われています。

 

 

そして暴力や虐待のトラウマは「生きる」上で非常に強い影響を及ぼして行きます。PTSDの問題、例えば悪夢を見る、不安緊張が高い、トラウマを思い出させる場面に恐怖感を感じて回避してしまう等の問題があります。

 

 

また自尊心の低さ、感情が激しく揺れる、対人関係を構築していく力等、様々な側面でトラウマは「生きる」に楔を刺します。

 

 

ご来室される方々の多くは、小さい頃から戦場のトラウマをサバイブされて来られ、それでもなお「自由に生きたい」と強く願ってご来室されます。そこには本当の意味で「本来の”私”を生きたい」という強い意識を実感致します。

 

 

トラウマ治療と共に、次第に「本来の私」の姿を取り戻していかれます。本当の意味で”私”を生き、そして過去のトラウマの影響から解放され「未来」を創って行く。

 

 

そんな数々の戦場のトラウマを越えてきた方々の、「美しい本来の姿」を拝見させて頂く事を非常に光栄に思うのでした。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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