アダルトチルドレン 2022/03/18 (金) 2:49 PM
ちょっとずつ野菜達も成長している感じがあります。グリンピースはツルがちょっとずつフェンスに絡まって来ていて、苗を買った当初より大きくなっています。
そら豆達も続々と花を咲かせています。30株ぐらい植えましたので「今年も豊作?」って感じであります。
お昼ご飯を食べている時、時々いつものように『Trauma Therapist』を聴いております。毎週、色々な国のトラウマセラピストの方々がご登場されます。
物凄いご活躍されている方々のトラウマの歴史を伺うと、「いや~!人って凄いな~!」と驚嘆させられる感じがあります。
トラウマを肥やしにエネルギーにして、それぞれが信じる「何か」のために生きる姿って凄いなって思います。
ご来室される方々、私自身の回復を観察してみると、その奥深さが興味深く感じます。それは幼少期のトラウマ、アダルトチルドレンの問題を抱えていますと、ご自分の人間関係や環境を自ずと破壊してしまう方向に転じてしまう事が起こってくるのですよね。私自身も「あるな〜」って感じる事があります。
師匠の大嶋先生は「破壊念慮」って、この状態を仰っておられます。
幼少期に親との葛藤を抱えていると、様々な場面での不安感を抱えると同時に、この破壊欲動からくる怒りの問題も抱えてしまう傾向があるように思います。ですので人間関係、その他では「不安」と「怒り」で感情が非常に揺さぶられてしまうのですよね。
ですのでご自分を取り巻く人間関係が、この問題によって四面楚歌状態になってしまう事が起こってしまうかもしれません。シーソーのようにギッタンバッコンって感じで、不安と怒りをグルグルとしてしまうのです。
ですので本来ある「力」を発揮したり、淡々と物事を進めて行く事が難しくなってしまうのかも知れません。
またこの破壊欲動によって、人って相手の状態を映す「鏡」の役割をしていますので、お互い人間関係の中で互いを破壊し合う関係性となってしまう事もあるかもしれません。
不思議と一人の人が破壊欲動から解放されると、その葛藤の関係性は霧が晴れるがごとく楽になっていくのですよね。
ご自分の中に、自分が本来は求めていない怒り(破壊欲動)があったんだと認めながら進んで行くと、次第に大切な「何か」を破壊する事がなくなって来ます。
そして周囲の人間関係が穏やかに整って来るのですよね。破壊欲動があった頃は、その怒り(万能感)によって、人間関係、環境を破壊する方向性に転じてしまっていた。そしてそれによってご自分の首を締めてしまっていた。その中で「自由になりたい」と求めていた。
その葛藤から解放されて行くと、一体感と調和のある世界が広がって行くのですよね。互いをリスペクトし合いながらやって行く世界。
嵐のような怒涛の世界から解放されて、そこにある凪の世界と自由な展開が見えてくるのですよね。
非常に興味深いです!
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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