複雑性PTSD 2022/03/12 (土) 1:52 PM
春の野菜シリーズっていう感じで、芽キャベツの種を購入しました。芽キャベツは苗から育てた事がありました。今回「種だとどうかな?」って感じで、芽キャベツに挑戦って感じです。
芽キャベツはスープとかに入れると美味しかも知れない~♫って感じで楽しみです。
4月に入って暖かくなってから種蒔きだそうです。ヒヨコ豆の方は、もう撒いても大丈夫のようです。野菜の事を考えていると、童心に返る感じです。
昔~昔、20年前、師匠の大嶋先生のワークショップに参加した事がありました。当時は、私は崖っぷちにいたような感じでした。
後にも引けず、とりあえず前に進むしかないけれど、どうやってここから駒を進めて行くのか全く見当がつかないという状態でした。
トラウマにまつわる様々な問題を抱え、それによって生きるのが必死な状況でありました。だから「これからどう生きる」なんて事よりも、「今を生きるのだけで精一杯」な感じでありました。風が吹けば飛ばされるような、そんな状態だったかも知れません。
そんな時、師匠がワークショップで提供していたメソッドで非常に力をもらえた感じがありました。「ピンチがチャンス」へとシフトしたように思います。
その方法は心(無意識)に聞きながら、そして現在抱えている問題に感謝し(?)、問題に変わる方法を心に聞きながら探って行くものでした。自分にとっての問題は見方を変えると「自分を助けてくれている側面」もあるというのです。
そしてその問題の意味を心に聞いてみて、自分をどう助けてくれるかを確認して行く。そして問題に「助けてくれて有難う」って感謝し、その問題の代わりにできる「何か」を3つ心に聞いて教えてもらう。その3つの行動を淡々とやってみるという流れです。
当時の私は、にっちもさっちも行かない状況に対しどんな意味があるの?って聞いてみたのでした。むろん、問題が助けてくれるなんて到底思えなかったのですが、「有難う」って感謝したのでした。すると心は「カウンセラーになるために今の苦しみがある」と出たのでした。
そして「え~!?」って思いながら、とりあえず「有難う」って感謝し「では問題に変わる3つの方法を教えて?」って伝えたら、①ボランティアカンセラーに挑戦 ②心理学の勉強をしてカウンセラーになる為に進む ③自分のトラウマ治療を進める3つのポイントが出てきたのでした。
藁をもすがる気持ちで不安がかなりあったのですが、3つの行動を淡々と進めていったのでした。
その後、NPO法人でボランティアカウンセラーとして通っている最中、事務所にボストンでのトラウマ治療研修のパンフレットを発見し研修に参加する展開となりました。
そしてワークショップが終わって、ワークショップに参加していた精神科の先生に直接ボランテイアのお願いをしに行ったら、先生から「講演会で体験談を話してみませんか?」ってお話を頂き、その後、当事者としての活動をするきかけとになりました。その活動は非常に広い世界を経験させてくれました。
ボストンの研修に参加して、バンデアコーク先生やジュディスハーマン先生らが率いるトラウマ治療機関の凄さと美しさに衝撃を受けて帰って来たのでした。それは今現在の私にとってトラウマ治療の専門家としての基盤となっていて、ボストンの地は私の大切な場所となっています。
その後師匠の大嶋先生からFAP療法によるトラウマ治療を受け、少しずつ問題から解放されて生きる力を取り戻し、セラピストとしての成長を師匠から支えていただく展開となったのでした。
このメソッドは無意識的になって行くものだなって改めて実感します。師匠はよく「意識は(・)ドット、無意識は広大なもの」とおっしゃっています。「(・)ドット」で見て行くと、当時の私は絶望しかありませんでした。しかしそこから無意識さんの力を借りながら歩いて行くと、その世界は広い世界が広がっていたように思います。
そして未来に繋がっていた。時折私はこのメソッドを使って「このピンチをどう切り抜けようか?」って立ち止まっている事があります。
無意識の広い世界が見えてくるメソッド。”私”の無意識さんと繋がりながら自由になていく。そんな展開が見えてくるかも知れません。
●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい
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