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HSP

シンプルに”私”を生きていく

HSP   2022/02/25 (金)  9:02 PM

お家にはヒヤシンスの花が元気に咲いています。とっても元気でイキイキとした感じです。

 

「そうだ~!オフィスにも1つ♫」って思って、面接のお部屋にもヒヤシンスを一鉢置きました。これからまた成長していくのが楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復の姿を拝見しています。

その回復の展開を拝見すると、「なるほど~」って感じに、問題のポイントが見えてくる興味深があります。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えている方々は、繊細な傾向がある方が多く、HSP傾向のある方が多くいらっしゃいます。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、根底に「見捨てられる恐怖」の問題を抱えてしまうので、周囲の人間関係に振り回されたりという事は良くあります。

 

「○○さんはどう思っているのだろうか?」って、他人軸で相手の気持ちが中心の中で展開してしまう。

 

すると「相手」にフォーカスを当てた状態で、ご自分の様々な日常や時間が過ぎてしまうのですよね。元々、相手の感覚を鋭くキャッチ出来るHSP傾向をお持ちでいらっしゃるので、問題を抱えた人達が実は抱えている苦しみを受け取ってしまう事があるのかも知れません。

 

相手の苦しみや執着など、色々なモノを引き受けてしまっているかも知れません。だけれども、心って目に見えない部分があるから、その感受性によって相手の問題を引き受けてしまっているとは気がつきにくい面があるのかもしれません。

 

ですのでHSP傾向が高い方ほど、ご自分の本来の力を発揮しにくくなってグルグルしてしまうのかも知れません。

 

結果「ご自分が何を求めてどうしたいのか?」って事が見えなくなってしまうのですよね。本当は求めているモノがある。

 

だけれどもHSP的な感受性の高さによって、周りのノイズを拾ってしまう。

それによって「本来ある力」を使って、ご自分が求めている自由に行きにくくなってしまうのですよね。

 

カウンセリングの展開の中で、「あ~これは人の苦しみを背負っているのだ」「なるほど~」って一つ一つ「何が起こっているか?」って事を整理していくと、次第に”私”が求めているステップを歩んで行くことができるのです。

 

「心から求めている何か」の為に生きていく事が出来るのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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