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アダルトチルドレン

アダルトチルドレンと人間関係

アダルトチルドレン   2022/03/30 (水)  7:23 PM

だいぶ少しずつ暖かくなって来ました。そろそろトマトの種を蒔きたいなという感じです。トマトは20度~25度で発芽をするようです。

 

まだ寒暖の差があり「もうちょっと時期を待たないとな~」って感じであります。暖かくなるとグリーンピース、スイトピーも葉っぱを大きくして大きく成長している感じであります。これからが楽しみですね。

 

近頃はNHKの「カムカムエブリバディ」を観ながらワクワクしている感じがあります。3世代にわたる物語の中に「美しいな~」って思いながら観ています。

 

代々に渡り和菓子屋の小豆の煮方を継承しながら、その時代、時代を懸命に生き抜く人間の美しさを感じます。どんな事があっても、美しいモノ(美味しい餡子の作り方)は継承されて行く。

 

様々な時代を越えて、美しいものが受け継がれて行くのだなと思ったら、トラウマからの回復されるクライアントの皆様のお姿とリンクする部分があるのかも知れないと思うのでした。

 

過去にどんな状況であっても生き抜いて来られ、前を向き、トラウマを手放し本当に大切なモノを携えながら生きる姿を重ねたのでした。

 

アダルトチルドレンの生きづらさについて思う時、人間関係というのは非常に大事な要因だなと実感します。

 

「アダルトチルドレンの問題から解放され自由に生きる」という事を思う時、「ご自分を取り巻く人間関係がどんな人達がいるのか?」って事が非常に大切になってくるように思います。

 

今現在の人間関係が苦しかったり、ご自分を搾取される関係性にいる場合、自分がどんなに頑張っても、なかなか自由な展開に行ったり自尊心を育てて行くことが難しくなってしまうように思います。

 

傷つけられる関係性の中に居続けることによって、自分の中にある「自由になる力」が思うように発揮できにくくなってしまうからです。わかっていても、どうしても苦しい関係にい続けてしまう。苦しい関係に執着してしまう。

 

その基盤となっているのは、過去の原家族との「トラウマの再演」を繰り返していたり、またご自分を傷つけた人への恨みや怒りの感情が癒されていないことによる事が多いように思います。

 

過去のトラウマの問題を抱えていますと、如何ともし難く苦しい方向に引っ張られてしまうのですよね。だからどんなに力があり優秀であっても、その力を発揮し自由になって行く事が難しくなってしまうのですよね。

 

トラウマ治療と共に認め、そしてトラウマを手放して行くと「楽チンな方に行こう~♫」ってなっていかれます。ご自分にとって生きやすい環境や人間関係に、シフトして行くようになられます。人間関係の断捨離をされて行かれます。

 

そうすると、それまでトラウマの再演によって、どうしても苦しい方向に転じてしまっていた。段々と肩の力を抜いて「楽」を選択できるようになるのです。

 

本来ある自由になる「力」を使って、自由な人生を歩んでいかれるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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