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未分類   2025/12/09 (火)  8:49 PM

カウンセリングルームグロースの特徴

 

カウンセリングルームグロースは家族問題を背景とする、トラウマの問題に焦点を当てたカウンセリングをご提供致しております。幼少期のトラウマの問題は、大人になってからの様々な精神症状や依存症をはじめとする様々な問題を抱えてしまう要因となってしまいます。当相談室では様々なご相談をお承りさせて頂いております。詳しくは以下サイトをご参照下さいませ。

 

・「ご相談対象」について

 

幼少期のトラウマの問題を抱えてしまう事によって、どんなに「自由に生きたい」と強く願っていても努力を重ねていても、なかなか難しくなってしまいアダルトチルドレンを背景とする「生きづらさ」等の問題に発展してしまう事が起こってしまいます。

 

それだけ幼少期から派生するトラウマの問題(アダルトチルドレン)は、その方の「生き方」に色濃く影響を及ぼしてしまい、お客様の「本来ある自由に生きる力」に影響を及ぼしていると言えるかも知れません。

 

当相談室の特徴は、短期で安全な形でお客様の求めていらっしゃるゴールを共に目指していくという事です。そのお客様のカウンセリングの目標の為、初回面接では原家族、幼少期からの経緯等のお話を伺わせて頂きます。お客様の原家族での状況を把握させて頂いた上で2回目以降のカウンセリングを進めさせて頂いております。

 

現在抱えている様々な問題や症状は原家族での機能不全家族の問題や、上の世代からのトラウマの連鎖によって影響を受けてしまっている事がございます。

 

主訴(問題)、原家族での親との関係性、幼少期から現在に至るまでの生育歴等についてお話をお伺いさせていただく事で「なぜ今このような問題を抱えていらっしゃるのか?」という「問い」に対する「答え」が明確になって来ます。これは2回目以降のカウンセリングを進めさせて頂く上で、非常に大切なステップとなります。それによってお客様の「本来ある力」がどうトラウマによって影響を受けてしまい、そして現在問題や症状を抱えてしまっているかという事が、より明確になっていきます。

 

初回面接では、これまでのお客様のご家族、幼少期の経緯についてのお話をお伺いさせて頂くお時間とさせて頂きます。またお客様が求めていらっしゃるカウンセリングにおける「回復のイメージ」や「目標」についてもお話をお伺いさせて頂きます。

 

この部分はカウンセリングを進めさせて頂く上で非常に大切なポイントとなります。お客様の回復されて行かれるイメージを、セラピストは懐に「いい手紙」を入れながら、お客様と共に伴走させて頂きます。そして知らず知らずのうちに、トラウマから解放され生きる力を取り戻し、当初ご自身が求めていらっしゃった「回復のイメージ」の姿に、つまり「本来の姿」に戻って行かれます。その姿は非常に美しい姿であると実感致します。

 

2回目以降からスーパーバイザーの大嶋先生がご提唱しているFAP療法を用いさせて頂きながら、お客様の本来ある生きる力を拘束してしまっている問題(トラウマ)についてトラウマ治療を進めさせて頂きます。FAP療法につきましては、以下に詳細に掲載致しております。

カウンセリングルームグロースのカウンセリング

 

当相談室では短期で安全な形で、お客様が目指していらっしゃるゴールを共有させて頂きながら、カウンセリングをご提案致しております。

 

先に述べましたように、初回面接でお客様の背景的な情報を把握させて頂き、「お客様の問題が過去のどの要因から影響を受けてしまっているのか?」、カウンセリングの中で把握させて頂きながら「何が問題の本質であるか?」という点にフォーカスを当てトラウマ治療を進めさせて頂きます。

 

お客様の原家族、幼少期からの状況という全体像を把握させて頂く事によって、お客様が抱えている問題や症状の本質的な問題対しアプローチをさせて頂く事が可能となります。

 

多くのクライアントの方々の回復して行かれるお姿を拝見する度、いかに過去のトラウマが今現在の自由に生きる足枷となってしまっているか痛感させられます。

 

2回目以降からFAP療法を用い、トラウマ治療進めさせて頂きます。FAP療法を用いトラウマ治療をさせて頂く事によって、少しずつ当初抱えていた問題が軽減してくる展開となって行きます。問題が出てくる頻度や強さなどが軽減して来られ、少しずつそれと同時にお客様の「本来ある力」を活かした形で生きる事が可能となって行きます。

 

具体的なケース展開について、また治療の流れ等につきましては以下をご参照下さいませ。

 

・カウンセリング事例

・治療の流れ&目的、効果、方法

FAP療法について

FAP療法(Free from Anxiety Program:不安からの解除プログラム) は当相談室のスーパーバイザーである大嶋信頼先生が1999年に発案されたトラウマ治療です。PTSDの諸症状や恐怖症の克服等に劇的に効果を示します。トラウマ治療研究の盛んなアメリカでは、トラウマ治療の方法としてEMDR、TFT等があります。FAP療法はその中の一つとして位置付けられています。

 

トラウマ治療の経過で幼少期からのトラウマの記憶を遡って行くとなると、相当な時間がかかってしまいます。FAP療法を用いアプローチしていく事で、幼少期のトラウマの問題(アダルトチルドレン)について短期間にかつ安全にアプローチしていく事が出来、現在抱えている問題からもスムーズに解放されます。

 

 

⚫️他のトラウマ治療との相違点

FAP療法は短期で安全な形で効果を発揮するトラウマ治療です。ご来室されるクラアントの方々は、幼少期から思春期にかけて長期間トラウマの問題を経て来ている事が多くございます。その長期に渡る数々のトラウマの影響によって、症状や問題が作られてしまっている事が考えられます。

 

FAP療法は幼少期からの長期的なトラウマの問題に対するトラウマ治療として、有効な治療法であります。FAP療法を用いながらトラウマ治療を進めていただく事で、短期で安全な形でスムーズにトラウマの問題から解放されていく事が可能となります。

 

認知行動療法等の暴露療法におけるトラウマ治療の場合、トラウマについて詳細に思い出しながら、そのトラウマに関する記憶と感情と吐露していく治療経過が必要となってしまいます。クライアントの皆様は過酷なトラウマの経験を経て来られ、なおかつトラウマ治療の中でも再びトラウマの苦しみを治療の中で経験させられる苦痛の問題があると、臨床家として感じております。結果、トラウマ治療を進める事自体が障壁となってしまい、楽になる為にカウンセリングに取り組んでいても、治療自体が苦しくなってしまう難点があると考えられます。

 

一方、FAP療法を用いながら進めさせて頂く事で、これらのトラウマを詳細に思い出す事が無く安全な形でトラウマに関連する記憶と感情を整理していく事が可能となります。よって幼少期からの長期的なトラウマを経験した方々にとってFAP療法は非常に有効であると考えております。

 

FAP療法についての具体的内容、大嶋信頼先生のご著書については以下をご参照下さいませ。

 

・大嶋先生ご著書の紹介 

 

『本当の私よこんにちは FAP療法で過去を手放し「今」を生きる』大嶋信頼、米沢宏、泉園子著

 

・FAP療法について

 

⚫️FAP療法に関する研究

これまで色々な臨床家の方々がFAP療法についての効果について研究を行っています。詳しくは以下参考文献をご参照下さいませ。(大嶋 2001 ; 久藤 2003 ; 大塚 2018 , 2019 , 2020 , 2023)

 

FAP療法の治療効果や特徴として、短期間に苦痛なくトラウマ治療を進められるという点がございます。また治療効果は長期的に効果を示すという事が分かっています(久藤 2003)。FAP療法の効果として、トラウマに関連する記憶と感情が整理されていく為、トラウマの問題から派生する解離症状が改善すると報告されています(大嶋 2001)。

 

解離症状とは、トラウマ特有の症状の1つです。トラウマの問題を経験する事によって、あまりにもショックで受け入れ難い経験をする際、トラウマの感情を記憶が適切に整理していく事が難しくなってしまいます。その結果、感覚麻痺の状態や突然強い恐怖や怒りの感情がフラッシュバックを起こしてしまうという問題を抱えてしまう原因となってしまうのです。

 

トラウマにまつわる様々な症状、例えばフラッシュバック、トラウマに関連する物事に対する恐怖感や回避行動、悪夢などの症状等があります。突然トラウマに関連する強烈な感覚やイメージが湧き上がってきてしまう。またトラウマを連想させる対象(トリガー)に対し恐怖感を抱えてしまう事で、トラウマを思い出される対象を避けてしまい、行動範囲が狭くなってしまう問題(回避行動)などがあります。

 

これらの症状はトラウマに関連する記憶と感情が適切に整理されていない事によって発生してしまう問題です。FAP療法はこのようなトラウマに関連する記憶と感情が整理されていない問題に対し、安全な形で統合していけるトラウマ治療です。

 

またトラウマの経験は「解離性健忘」と言い、過去の一時的な期間に記憶がない状況を引き起こしてしまう場合があります。生育歴のお話の中で「幼少期のトラウマの経験を覚えていない」というケースの方々も多くいらっしゃいます。トラウマの問題では、このような記憶の問題を抱えている事はよくございます。これらの記憶が無いトラウマが、実は「生きづらさの本質的な原因」となっている場合がございます。

 

FAP療法ではそれらのトラウマに関する記憶が無いトラウマについても、トラウマ治療を進める事が可能となります。

 

以上の事からFAP療法を用いカウンセリングをご提案させて頂く事で、トラウマで苦しんで来られたサバイバーの方々が自由になる為のカウンセリングをご提案することが可能となるのです。

カウンセラーの臨床家としての背景

 

これまでアルコール依存症の専門病院、家族問題を背景とする相談室を経て、2014年から横浜にて家族問題、トラウマ治療専門の相談室、カウンセリングルーム・グロースを開業させて頂きました。これまでの臨床経験の中で実感した事は、いかにトラウマによって本来ある力や自由を拘束されてしまい、結果として「生きづらさ」を抱えてしまっているのかという事を多くのクライアントの方々の回復される姿を拝見するにつれて実感致しております。

 

カウンセリングルーム・グロースには、多くの戦場のトラウマを越えて来られたクライアントの方々がご来室されます。日々、切磋琢磨しながら、臨床家としてお一人お一人に対して誠心誠意対応させて頂いております。

 

皆様方のご来室をお待ち致しております。

 

 

カウンセリングルーム・グロース

臨床心理士  大塚 静子

 

 

【参考文献】

・Nobuyori Ohshima., Hiroshi Yonezawa., Masumi Matsuura., Toshinori

Nakamura., Fumio Kuto., Takefumi Yoshimoto., and Manabu Saito. (2001). FAP(Free from Anxiety Program)―A New Trauma Therapy. Japanese Journal of Addiction & Family, 18, 529-536.

 

・Fumio Kuto . (2003). FAP (Free from Anxiety Program) in the Clinical Practice of Psychosomatic Medicine – II. Statistical Examination and Thoughts on Techniques. Japanese Journal of Addiction & Family, 20, 173-196.

 

大塚 静子、 大嶋 信頼 :トラウマ治療の有効性について: FAP療法を用いてトラウマ治療を行った研究 . 第34回国際トラウマティックストレス学会.ワシントンDC. 2018

 (Shizuko Ohtsuka, Nobuyori Ohshima : Efficacy of trauma therapy Clinical study on FAP therapy for psychological trauma,  International Society for Traumatic Stress Studies 34th Annual Meeting, Washington,DC, 2018)

 

大塚 静子, 大嶋 信頼, 複合性PTSDに対するFAP療法の有効性について,第35回国際トラウマティックストレス学会, ボストン,2019
(Shizuko Ohsuka, Nobuyori Ohshima: On the Effectiveness of FAP Therapy in Complex PTSD,International Society for Traumatic Stress Studies 35th Annual Meeting, Boston,2019)

 

大塚 静子. 大嶋 信頼, 複雑性PTSDに対するFAP療法の有効性 児童虐待(身体・ネグレクト)のトラウマへの短期的アプローチ, 第36回国際トラウマティックストレス学会, アトランタ,2020
(Shizuko Ohtsuka, Nobuyori Ohshima:On the Effectiveness of FAP Therapy in Complex PTSD A Short-term Approach to the Traumas of Child Abuse (Physical Abuse and Neglect), International Society for Traumatic Stress Studies 36th Annual Meeting, Atranta,2020)

 

・大塚 静子, 大嶋 信頼,いじめのトラウマに起因する複雑性PTSDを抱えるケースへFAP療法を用い介入した事例, 第32回国際トラウマ会議,ボストン,2021)
(Shizuko Ohtsuka , Nobuyori Ohshima : A Case of Successful Intervention Using the FAP Therapyfor Complex PTSD Arising from Bullying Trauma, 32th International Trauma Conference, Boston, 2021)

 

大塚 静子, 大嶋 信頼, FAP療法のトラウマ治療研究,第33回国際トラウマ会議, ボストン, 2022.(Shizuko Ohtsuka, Nobuyori Ohshima : FAP Therapy in Trauma Treatment, 33th International Trauma Conference, Boston, 2022)

 

大塚静子, 大嶋信頼,複雑性PTSD (DSO) に対するFAP療法を用いたトラウマ治療研究,第39回国際トラウマティックストレス学会,ロスアンゼルス,2023
(Shizuko Ohtsuka.,Nobuyori Ohshima.(2023). A Study on the Use of the FAP Therapy in Trauma Treatment for Complex PTSD (DSO). International Society for Traumatic Stress Studies 39th Annual Meeting, Los Angeles)

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