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FAP療法の有効性

FAP療法とは

FAP療法(Free from Anxiety Program:不安からの解除プログラム) は、2001年に大嶋 信頼 氏によって開発された心理療法です。PTSDの諸症状や恐怖症の克服等に劇的に効果を示します。トラウマ治療研究の盛んなアメリカでは、トラウマ治療の方法としてEMDR、TFT等があります。FAP療法はその中の一つとして位置付けられています。

 

FAP療法は脳の共感反応=ミラーニューロンを利用した心理療法です。そのため記憶から忘却されているトラウマの問題についても、クライアントさんからのミラーニューロンを通じトラウマの感覚を捉える事が出来る事によって、的確に安全にトラウマ治療を行うことが出来ます。

 

日常生活における様々な問題(対人恐怖、不安感 等)は、幼少期からのトラウマに起因する場合があります。精神科医ジュディス・ハーマンは、幼少期からの長期にわたる対人関係の外傷(トラウマ)は、その後大人に成長したのちも「複雑性PTSD」としてトラウマを抱えた人の心に楔を残し、感情面、対人関係機能等の多くの領域において慢性的な問題を抱えると述べています。

 

トラウマ治療の経過で幼少期からのトラウマの記憶を遡って行くとなると、相当な時間がかかってしまいます。FAP療法を用いアプローチしていく事で、幼少期のトラウマの問題(アダルトチルドレン)について短期間にかつ安全にアプローチしていく事が出来、現在抱えている問題からも解放されます。

 

長年、師匠の大嶋先生のご指導を頂きながら、FAP療法を用い数多くのトラウマを抱えたクライアントの方々のトラウマ治療に携わって来ました。幼少期のトラウマの問題から解放されるにつれて、「眠っていた本来の力」を発揮して自由になっていかれます。その「本来の姿」は非常に美しいと感じます。

 

それだけ幼少期から派生するトラウマの問題(アダルトチルドレン)は、その方の「生き方」に色濃く影響を及ぼし、お客様がお持ちでいらっしゃる「本来ある自由に生きる力や美しさ」に影響を及ぼしていると言えます。

 

当相談室では、適宜スーパーバイザーである大嶋先生にご指導頂きながら、的確なアセスメントをご提案させて頂き、FAP療法によるトラウマ治療をご提案させて頂きます。そしてスムーズに「本来ある自由に生きる力」を自然な形で使えるようになられる様、お客様の「自由に生きる」を精神誠意サポートさせて頂きます。

 

【詳しいPTSDの内容はこちらへどうぞ】

【詳しい複雑性PTSDの内容はこちらへどうぞ】

【詳しいアダルトチルドレンの内容はこちらへどうぞ】


<特徴>
●短期間でのトラウマ治療が可能
●トラウマ治療に特有の苦痛が無い
●「共感」にもとづいた心理療法

 

●短期でのトラウマ治療が可能

通常トラウマ治療は、過去の体験を言語化して行く作業を行なっていき、トラウマによるショックで解離(感覚が麻痺)した感情を取り戻す作業を行っていきます。面接場面では、セラピストはクライアントの体験を自分が同じ様な経験をした様に頭の中でイメージし傾聴していく事で、クライアントの氷ついてしまったトラウマ記憶と感情が統合され、心の傷が癒されていくという事が起こります。セラピストが「共感」という作業を行っていく事で、治療が進んで行きます。

 

しかしこの場合、難点があり「回復までにかなり時間がかかってしまう」という点があげられます。いらしていただくクライアントさんは、早く楽に自由に人生を送りたいと期待しておられると思います。そのようなニーズを満たして行く為に、FAP療法を用いトラウマ治療を行っていく事で、スピ-ディにトラウマの問題から解放され自由に人生を歩んでいけるように回復して行きます。

 

●トラウマ治療に特有の苦痛が無い

トラウマ治療の難点としてもう一つ挙げられるのが、トラウマ体験を言語化していく中で、トラウマ体験と同等の苦痛を再体験していくという点があります。その影響でクライアントの日常生活の適応が下がってしまう可能性が考えられます。せっかくこれまでやってきた状況をトラウマ治療していく事で、更に適応を下げてしまう事は、治療を継続して行く上では問題点でもあります。

 

FAP療法ではこのような苦痛や日常の適応が下がってしまう事無く、過去の氷ついてしまったトラウマの感情と記憶を統合して行く事ができます。そしてトラウマ体験は記憶から排除される傾向があります。その場合「記憶が無いトラウマをどうやって治療するの?」という疑問もでてきますが、FAP療法では過去の記憶からぬけてしまったトラウマ、氷山に例えれば海の下に沈んでしまって見えていないトラウマも治療していく事ができます。

 

「過去の記憶がおぼろげで思いだせない、だけど現在の対人関係でどうも苦しい状況にある」と言う方もFAP療法を用いる事で心の傷から解放されていく事がこれで可能になります。

 

●共感に基づいた心理療法

カウンセリングの基本は「共感」と言えるでしょう。面接場面ではクライアントの外傷体験にセラピストが共感して行く事で、外傷体験の記憶と感情が統合され、クライアントはその外傷体験に執着する事が無くなってきます。クライアントの苦しみの波に対し、治療者が外傷体験をイメージしクライアントと同じ波を作っていく事により、クライアントの苦しみの波が打ち消されていくのです。

 

FAP療法による治療のメカニズムもこれと同じ事が言えます。セラピストはクライアントから受け取った苦しみの波に対し、セラピストが同じ苦しみの波のキーワードを返していく事により、クライアントの苦しみの波が打ち消されていくのです。苦しみの感情が打ち消されていくと、クライアントは本来感じていた感情(本音)を感じられる様になっていくのです。

FAP療法のカウンセリングはこんな効果があります

●苦しい人間関係を繰り返してしまう

幼少期からのトラウマの問題を抱えていますと、トラウマの人間関係を再演(もしくは逆再上演)してしまう場合がございます。トラウマの影響は無意識的な場合があります。その為、ご自身ではコントロールが難しい場合もあります。

 

例えば原家族において母親から罵倒され虐待されていた経緯がある場合、パートナーへの怒りの感覚に支配されてしまい、パートナーを傷つけることがやめられない事もあります。

その状態はトラウマによる逆再上演の状況かもしれません。母親から傷つけられた状況を、パートナーとの関係性の中で再現してしまう。

 

FAP療法によってトラウマ治療を進めて行きますと、そのトラウマの再演の状況から解放されていきます。本来お持ちでいらっしゃる感覚で、パートナーとの関係を構築していく事が出来るようになられます。パートナーとの信頼関係を育みながら、お互いに支え合う楽な関係性を作っていけるのです。

 

●過去のトラウマによるフラッシュバックで苦しめられてしまう

トラウマ症状は主に「回避」、「過覚醒」、「再体験」の3つの症状があります。トラウマの出来事は、あまりにもショックで受け入れ難い為、その記憶と感情が整理できなくなってしまいます。その為、現在の日常生活において、未消化のトラウマの感覚がトラウマの引き金となる出来事をきっかけにフラッシュバックとして飛び出してくるのです。

 

フラッシュバックは過去の事なので、日常生活に飛び出してくるフラッシュバックに翻弄されてしまう事は良くございます。FAP 療法を用いる事で、トラウマについて詳細に思い出したりする事なく、短期間に安全な形でトラウマの記憶と感情を統合し整理していく事が出来ます。

 

現在の日常生活において、トラウマの感情(フラッシュバック)に支配される事なく穏やかに「今この時」を生きていけるようになられます。

 

●人の目を気にして自分の素を出せない

幼少期における原家族の様々な問題を抱えていますと、根底に「見捨てられる恐怖」の感覚を抱えたまま大人に成長していく場合があります。年齢的には大人であっても、トラウマの恐怖の感覚を抱えている為、対人関係において不安や恐怖を元に関わる傾向が出来上がってしまう事は良くございます。

そのような場合、職場やお友達関係において疎外感を感じてしまう事もあるかもしれません。

 

ご自分の行動が「他者から見てどう思われる?」で選択されてしまっている為、本来のご自分の様々な感覚を抑圧してしまってるのです。その為、そのストレスによって問題や症状などを抱えている場合もあります。

 

FAP療法によってトラウマの恐怖から解放されていきますと、自然と「今、私は何を感じているか?」に焦点を当てた行動を選択する事が出来るようになります。”私”を軸としたコミュニケーションで周囲と繋がっていくことで、それまでの疎外感から解放されて「一体感」を感じながら楽に人とのコミュニケーションを楽しめるようになっていかれます。

 

●自分が何をしたいのか分からない

原家族の中において葛藤がありますと、ご自分の感覚よりも家族の中で起こっている葛藤に意識が向いてしまうようになります。例えば父親がアルコール依存症の問題を抱えて暴れ、母親がそれによって苦しめられている姿を目の当たりにする等という場合、子供にとってその状況は「死の恐怖」と匹敵するぐらいの恐怖を抱えて生きてしまうようになる場合もあるかもしれません。

その恐怖はトラウマの感覚として、心に残っていく場合もあります。

 

その葛藤を抱えた家族の中で生き抜いていく場合、感覚を麻痺させていく事は、その家族で生き抜いていくには一次的には適応的となります。そして一見すると「いい子」として存在する場合もあるかもしれません。

しかしトラウマによる「感覚麻痺」が続いて大人になって行った際、それによって「私はどう生きたいか?」が分からなくなってしまうのです。

 

FAP療法では、トラウマによる感覚麻痺に対してもアプローチしていく事が可能です。”私”の感覚を取り戻しイキイキとした感覚を感じながら、改めて”私”の人生を見直して行かれる方も少なくありません。

 

「私らしい人生」を創っていく。そのようなサポートもFAP療法のカウンセリングではご提案させて頂きます。

 

 

FAP療法について

●FAP療法が作られたきっかけ

FAP療法を開発された大嶋先生は、幼少期からのトラウマを抱えたクライアントの面接を重ねて行く中、胃腸の調子が悪くなる事をたびたび繰り返していました。医者から薬を飲んでも胃腸の問題は解決しなかったのでした。ある時、大嶋先生は面接の中で身体感覚(胃腸の痛み)に注目していると、それまで感情が麻痺し抑圧していたクライアントが怒りはじめ感情を吐露し楽になったのでした。その後大嶋先生は、治療者の身体感覚とクライアントの変化に興味を持たれたのでした。

 

1990年にイタリアの脳科学者は、脳の中に他者との共感する部位の”ミラーニューロン”があるという事を発表していました。猿を対象にした実験では研究者が物を掴んだ時、猿の手は動いていないけれど研究者の動きを見ているだけで、相手(研究者)と同じ動作をしているかの様に脳が活動したというのです。つまり他者の脳の間には同じ感情、感覚を共有するつながりがあるらしい事が分かってきました。

 

大嶋先生は、人間のミラーニューロンは相手の動作だけではなく、感情も相手と同じ活動をさせていると考えたのでした。実際にカウンセリングの場面では、様々な苦しかった出来事を語って行くうちに気持ちが晴れて楽になって行きます。それまで囚われていた気持ちが軽くなって来ます。セラピストが”共感”しながら傾聴して行くことで、クライアントの気持ちが楽になって行くのです。

これらは”ミラーニューロン”の働きで起きていた事だったのです。

 

日常生活を振り返ってみても、このミラーニューロンを通じ非言語的なコミュニケーションを行なっている場面は良く見られます。怒りを感じている人の側にいると、妙な殺気を非言語的に感じる事があります。そんな時「あ!この人は怒っているのだな」って察し、相手との距離感が作れたりコミュニケーションを調整して行く場面があります。そんな普段の日常生活の場面でもミラーニューロンという仕組みが働いているのです。

 

●FAP療法の開発について

それまでの経験から大嶋先生は内臓の反応を利用して治療効果をあげられないかと考えました。東洋医学の経絡(けいらく)の考えを取り入れました。経略では足のつま先から内臓器を通って指先まで繋がっていると考えられています。

 

大嶋先生は、治療者はクライアントの苦しみをミラーニューロンを通じ受け取って行き、治療者の内臓反応を経略を通じ治療者の指の反応でキャッチして行く事を考えたのでした。クライアントの苦しみを聞く際、ミラーニューロンを通じて治療者が指の反応としてクライアントの苦しみの感覚をとらえて行く。その事はセラピストが面接場面で共感し、内臓で反応している状態と同じになると考えたのでした。そうして指の反応を使って治療を開発し始めたのでした。

 

主観の入らない方法で臓器反応を指先でとらえる方法として、指先を弛緩させ手首を柔軟体操する時の様に前後に振る方法を見つけ出したのでした。大嶋先生は新人カウンセラーに何も説明をしないでクライアントの不安感について実験しました。その際、新人カウンセラーは手を振っている時、指が同じように曲がったというのです。そして指の反応を用い客観的にクライアントの問題を捉えることが出来ると考えたのでした。このようにして大嶋先生はミラーニューロンと指の反応を利用して行く心理療法、FAP療法を開発されたのでした。

 

トラウマ治療の中では、クライアントの記憶から忘却されているトラウマが現在抱えている症状と関連がある事があります。その部分について扱って行くには、一般のトラウマ治療の療法では難しい場合があります。本当のトラウマの問題を言語化して行く事は、クライアントの否認(問題を認めたくない気持ち)の問題も同時に出てくる場合もあります。またそれらが言語化されたとしても、セラピストの主観に影響を受けてしまい、治療が本質から外れてしまう事も考えられます。そのため指の反応を用い客観的にクライアントの問題を捉えて行く事は、トラウマの問題の本質を捉えて行く上で非常に重要であると考えられます。

 

●FAP療法の効果について

FAP療法の治療効果は、治療を受けた後の数日後に感じられると言われています。FAP療法のセッションの中で取り扱ったトラウマにまつわる記憶と感情が、夢の中で統合されると言われています。トラウマの経験はあまりにも恐怖の感覚が強烈なため、その感情が記憶と感情が整理されずに断片的になっているのです。その事によって日常生活で症状(フラッシュバック、不安感等)となって、問題が発生しているのです。それらの整理されていない記憶と感情をFAP療法で統合して行く事で、トラウマにまつわる問題が解消され症状から解放されると考えられます。

 

FAP療法は、他の治療法の様にトラウマにまつわる出来事を詳細に思い出す必要がありません。これまでのトラウマ治療ではトラウマの記憶を回想する事で、当時の感情が蘇ってしまい一時適応が落ちてしまうという問題点等がありました。しかしFAP療法では、そのような問題はなく安全な形でトラウマ治療を進めることが可能であります。幼少期からの虐待の問題を抱えた、複合性PTSDの問題に対しても、安全かつ比較的短期間で回復する事が出来ます。

FAP療法
オンラインカウンセリング

当相談室では、オンライン(お電話・スカイプ)でのカウンセリングもお承りさせて頂いております。オンラインでのカウンセリングの場合でも、対面でのご相談との効果の差はございません。現在、多くのクライアントの方々がオンラインでのご相談をなさっておられます。気軽に、いつでもどこでもできるFAP療法のオンラインカウンセリングをお勧め致します。

 

FAP療法のオンラインカウンセリングのメリットとして、ご来室面接の場合と比べて時間や場所を選ばず遠方の方でもご利用頂けます。またスカイプの場合ですと対面の場合と同様に、お顔を拝見した形でご相談する事が出来ます。

 

現在、新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、カウンセリングを受けたいけれど外出に躊躇される場合があるかと思います。そのような場合でもFAP療法のオンラインカウンセリングですと気軽にご利用を頂けます。

是非、FAP療法のオンラインカウンセリングをご検討頂ければと思います。

FAP療法のカウンセリング症例1

●ご相談内容

怒りの問題について。家族の中で暴言を吐いてしまう。職場の人間関係や対人関係では、「NO」と言えずついつい嫌な事を引き受けてしまって、その事でストレスが溜めてしまっていた。そのストレスを家で暴言としてまき散らしてしまっていた。結果、家族の中で孤独を感じてしまっていた。また頭痛や腰痛を抱え、常に鎮痛剤を服用している状態。

 

●問題の成り立ち

家族背景として、母方祖父にアルコール依存症の問題を抱えていた。また親族にもアルコール関連の問題を抱えている親族がいた。これらの事から遺伝的影響として、依存症の家系であることが考えられた。

 

CLの母親はCLが幼少期に、病気を抱えておりCLの世話を十分に出来なかった経緯があった。その為CLは小さい頃から、自分で何でも対処する事が癖になっていた。母親に甘えるという事がない幼少期を送っていた。その影響によって幼少期では、母親との関係の中で安心感を感じられない状況があった。その為、根底に「見捨てられる恐怖」を抱え、不安緊張感が高くなっている状況が考えられた。

 

職場の人間関係では不安、緊張感が高い影響から自分の感覚を感じられず、ついつい「いい人」をやってしまい、結果ストレスを溜めてしまう悪循環があった。そして家系的(依存症家系)な影響、また母親との関係における「見捨てられる恐怖」を抱えている事によって、身体症状(頭痛等)に退行し、その痛みを緩和させる為に鎮痛剤に依存する傾向が考えられた。

 

そして鎮痛剤の影響から、感情面が増幅してしまう事が引き起こされ家族の中で怒りを爆発させてしまうという問題が考えられた。

 

●経過

 FAP療法を用い、母親との関係に付随する「見捨てられる恐怖」についてトラウマ治療を行った。また鎮痛剤の使用によって感情が増幅してしまうことを伝え、使用をひかえて頂く様提案した。

 

その後の経過では、職場では「いい人」としての立ち位置に不快感を感じられるようになった。嫌な仕事を良くCLに振ってくる上司に「NO」と言えるようになったとの事だった。

 

その為ストレスを感じる事が軽減され、職場で余裕が出て職場のムードメーカーとして同僚から慕われる様になった。本来の「人を笑わせるのが好きなCLの姿」が出てきた。FAP療法の介入によって、トラウマにまつわる緊張感が緩和され、自分の本来の感覚(不快感)が感じられ、CLにとって楽な選択を選ぶ事が出来る様になったと考えられる。

 

また家族関係では、それまで怒りに火がついた場合、とめどもなく暴言が続く状態があったが、その際にも家族の話に耳を傾けられる余裕が出てきた。そして休日は体の痛みやだるさで家でじっとしている事が多かったが、自分の好きな趣味などに時間を費やせる様になって来たとの事。

 

それまで暴言を吐いている時は「周りが怒らせる」と信じていたが、「自分の言葉が周りを怒らせていた事もあったかもしれない」と内省されるようになり、家族とのコミュニケーションが改善して来た。それと当時に距離をとっていた家族の態度が変化した。

 

それまでは家族関係では「お互いの力を削ぐ関係性」だったが、お互いに本音を言い合える様な「支え合う関係性」を構築して行ける様になって行った。

 

●FAP療法を用いたトラウマからの回復について、こちらのブログ(世界にひとつだけの花)をご覧くださいませ。

 

●FAP療法についての著書『本当の私よこんにちは FAP療法で過去を手放し「今」を生きる』大嶋 信頼 著がございます。FAP療法をもっと知りたい方はお読み頂けばと存じます。

最後に

FAP療法についてご説明致しました。

当相談室ではFAP療法を用い、短期に安全な形でのトラウマ治療をご提案致しております。多くの方々がトラウマから解放され、自由に私らしく生きていらっしゃいます。

 

カウンセリングをご希望の方はご気楽にお申し込み下さいませ。

 

FAP療法専門の論文 
書籍・学会発表

  • 大嶋信頼、米沢宏、松浦真澄、中村俊規、久藤文雄、吉本武史、斎藤学:FAP (Free from Anxiety Program) - 新しいトラウマ治療, アディクションと家族,18 (4) ;529-536,2001
  • 米沢宏、大嶋信頼:FAPその1-新しいトラウマ治療.第12回日本ブリーフサイコセラピー学会,広島,2002
  • 米沢宏,大嶋信頼:FAPその2-FAP診断,第12回日本ブリーフサイコセラピー学会,広島,2002.
  • Hiroshi Yonezawa, Nobuyori Ohshima,Toshinori Nakamura:FAP( Free from Anxiety Program)-basic procedure, XⅠⅠ World Congress of Psychiatry,Yokohama,2002
  • Nobuyori Ohshima, Hirosi Yonezawa, Toshinori Nakamura: FAP (Free from Anxiety Program) - diagnostic procedure. XⅠⅠ World Congress of Psychiatry ,Yokohama,2002
  • Toshinori Nakamura : Modern hypnosis with FAP is good for TBI cognitive outcme.XⅠⅠ World Congress of Psychiatry、Yokohama 2002
  • Toshinori Nakamura :Virtual-mode unfolding analysis with FAP for psychosis. XⅠⅠWorld Congress of Psychiatry ,Yokohama、2002
  • Toshinori Nakamura,Nobuori Ohshima, Satoru Saitoh,HIdeo Nakane,Hiroshi Yonezawa : Chromogranin showed an efficacy of FAP therapy for PTSDs. XⅠⅠWorld Cogress of Psychiatry. Yokohama, 2002
  • 久藤文雄:心療内科実地臨床におけるFAP(不安からの解除プログラム);予備的考察.アディクションと家族,19(2);251-267,2002
  • 泉園子他:FAP;新しいトラウマ治療. 第13回日本嗜癖行動学会,名古屋,2002
  • 久藤文雄:心療内科実地臨床におけるFAP(不安からの解除プログラ),第13回日本嗜癖行動学会,名古屋,2002
  • 大嶋信頼他:FAP(Free from Anxiety Program) 治療効果の研究,第13回日本嗜癖行動学会,名古屋,2002
  • 中村俊則:<運鄭による防衛>を試みていた児童性虐待の2例ー脳挫傷と分裂病 ;FAPの臨床ノートから,第13回 日本嗜癖行動学会,名古屋,2002
  • 米沢宏,大嶋信頼:FAP (Free from Anxiety Program) - 新しいストレス対処法.日本産業ストレス学会,東京,2002
  • 米沢宏,大嶋信頼:FAP(Free from Anxiety Program)療法の心的外傷に対する治療効果研究.札幌,2003
  • 清水敏幸:FAPで心のコリをほぐす?. 第13回日本ブリーフサイコセラピー学会,札幌,2003
  • 米沢宏,大嶋信頼:FAPワークショップ.第13回日本ブリーフサイコセラピー学会,札幌,2003
  • 久藤文雄:心療内科実地臨床におけるFAP(不安からの解除プログラム);統計学的検討と手技に関する考察.アディクションと家族,20 (2) ;173-197,2003
  • 久藤文雄:心理療法の新しい潮流;"Power Therapy"の実地臨床研究,三重医報,514;32-41,2003
  • 米沢宏、大嶋信頼:FAPモデル.現代心理療法の実践と展開ーメタファー・リソース・トランス(仮題)(吉本武史 編),星和書店,2004
  • 浅菜知香:大うつ病エピソードを呈する30才女性へのFAPの適用. 第14回日本ブリーフサイコセラピー 学会,東京,2004.7
  • 永井香:特定不能の摂食障害を呈する女子高生へのFAPの適用.第14回日本ブリーフサイコセラピー学会.東京2004.7
  • 中村俊則,橋本圭司、野路井未穂、門島富久子:脳外傷講師症のリハビテーションPOCR:神経生理機能仮説の検証とQcの観点からみたプロセス指向の本質に関して.第14回認知リハビリテーション研究会,東京,2004.10 
  • Toshiori Nkamura,Takatsune Kumada、Takashi Maruyama,Yoshihiro Muragaki :Prefrontal y oscilation mediated a new cognitive rehabiiitation intervention(POCR) for TBI and brain-damaged patients psychosocial human growth.SfN(北米神経学会)2004.11 San Diago(予定抄録掲載:SfN abtract)
  • 中村俊規、斎藤学、野路井未穂、尾形広行、太田真弓:解離性同一性障害の生物学 -ボディー・マインド・スピリットの観点からー. 脳と神経の医学,16(3):195-213,2005 *FAPそのものの臨床成績
  • 中村俊規:脳と犯罪.In小田晋作田明責任編集「心の病の現在 第5冊 脳と犯罪/性犯罪/通り魔 無動機犯罪」.新書館,東京:2006 *FAP自体にに触れていませんが「虚数」と感覚的共感に触れています。
  • 中村俊規:ラカンを超えるラカン -マトリックスの住人からの独り言ー .In 特集「ラカン 人間存在の仕組み」.大航海,59:88-64,2006
  • 泉園子:「自分の顔が嫌い」という少女が外出できるようになるまで;身体醜形障害発症から回復までの考察. 第16回日本ブリーフサイコセラピー学会,横浜,2006.8
  • 北条美紀:軽度発達障害によって誘発された性的トラウマに対するFAP療法;Rorscach Test を契機に改善がみられた事例.第16回ブリーフサイコセラピー学会,横浜,2006,8
  • 傍島史聡:長期間幻聴に悩み続ける女性への援助ーFAPとブリーフセラピーの適用を通じてー 第16回ブリーフサイコセラピー学会,横浜,2006,8
  • Toshinori Nakamura ,MD.,Ph.D.:Empathetic transportation within a life space structured with imagery domains of personality ,in the light of a therapeutic paradigm named as Virtual Mode Unfolding.ー虚数構造化空間における情報伝達ー、モード 法と名づけた治療法を根拠としてー2006年9月ISLSI国際生命情報科学会
  • Toshinori Nakamura :Trauma and extracorporal modeling with imagery domain s of personality in the l ight of quantum psychology。2006年10月北米神経学会
  • 泉園子:発達障害が疑われたケースの行動変容に関する検証ーリフレーミングと外在化の役割ー.第19回日本ブリーフサイコセラピー学会,東京,2009.8
  • 北条美紀:自傷行為を繰り返す女性の回復過程ー脳SPECT画像がもたらした効果ー..第19回日本ブリーフサイコセラピー学会,東京,2009.8


    ※㈱インサイト・カウンセリング発行 FAP療法セミナーテキストより引用