FAP療法, アダルトチルドレン, カウンセリング, トラウマ治療, 横浜 2021/08/18 (水) 9:30 AM
HSP的傾向をお持ちでいらっしゃる方々は、当相談室に多くご来室されています。非常に感受性が高く、そして相手に対する共感能力が高い傾向をお持ちでいらっしゃいます。
また物事に対する鋭い洞察力があって、様々な環境において周りが良く見えていらっしゃると思います。お会いしますと「あ~セラピスト顔負けの鋭さがあるな」って敬服する事もあります。
世の中では多少感情を麻痺し、何かストレスがあったらお酒、ネット、食べ物等で様々なストレスをいなしながらやっている人々の環境の中に身を置いている場合があるかと思います。
表向きは問題なく普通にやっているように見える人も、上記のような対象でバランスをとりながら、それらのストレスを抑え込みながらやっている様にも感じます。
そんな時、その様な環境の中においてHSP的な傾向がある方がおられる場合、その自分のストレスではない周りの影響を受けてしまう傾向がある様に思います。周りは「普通」に見えていても、実はストレスを抱えている。
それらを様々な形で発散しながらやっている。
そのHSP的な方々は、それらが感覚的に分かってしまうのかも知れません。
HSP的な方々は「共感能力の高さ」をお持ちでいらっしゃるため、本来”私”のモノじゃないものに振り回されたり、周りのストレスを請け負ってしまって「本来ある力」を発揮しにくくなってしまっているのです。
「諸刃の剣」という言葉がありますが、まさにその共感性の高さ、洞察力がご自分を苦しめてしまう展開となってしまっているのです。
またHSP的な傾向をお持ちでいらっしゃる方々は、幼少期の家族内での葛藤を抱えている場合も多く見られます。その繊細になってしまう傾向は、幼少期の親との関係において安心感を得られていない結果によって不安傾向が高くなっている事によるものもございます。
「情緒的ネグレクト」という言葉がありますが、母親との関係において様々な気持ちや感情を受け取って共感してもらっていない時、子供の心には「見捨てられる不安」を抱えてしまう場合もございます。そうしますと常に”私”の感覚よりも「周りはどう思っている?」と周囲の環境や気持ちに心が向いてしまうのです。
その結果、HSP的な傾向となってしまうのです。
当相談室では、この様な幼少期のトラウマに対して、短期で安全な形で効果を示すFAP療法をご提案致しております。HSP的傾向の根幹にある、様々なトラウマについてトラウマ治療をご提案させて頂きます。
そうする事で次第に周りの環境や人間関係に対し、”私”が主体で持って「何を感じている?」、そして「その人達との関係をどうしたい?」と対応できる様になって来られます。
周囲の様々な状況に振り回されず、そして”私”を主人公とした自由な人生の展開が見えてくるのです。
●カウンセリングをご希望の方は、こちらをご確認下さいませ。
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