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FAP療法

もっと自由に私らしく生きる

FAP療法,  アダルトチルドレン,  カウンセリング,  トラウマ治療,  横浜,  複雑性PTSD   2021/12/17 (金)  8:53 PM

近頃、改めて無意識って興味深い世界だな~って感じる事があります。

 

時々、「トラウマからの回復って一体感と調和だ~」って思って、ブログでもお伝えしていました。

 

しかしフト先日、これって師匠の師匠が私の無意識に教えて下さったモノだっていうことに「ハッ!」って気が付いたのでした。

 

師匠の師匠からの催眠のスクリプトは『世界に一つだけの花』っていう催眠スクリプトで、私のイメージの中では色々なパーツのオーケストラの楽器を吹く方々がいて、それぞれがそれぞれの音色を奏でながら「一体感と調和」をもって一つの何かを作っていくというモノでした。

 

これは非常に興味深いのですが、第1幕からドンドンと私の回復のステージに合わせて、幕が続いているのです。先日、第何幕か分からないのですが、新たな幕があけました。

 

それまで指揮者には師匠が立っておられ、登場キャストには私の名前が載っていました。今度は私が師匠の代わりに指揮者のポジションについて、師匠はその場所を離れたのでした。

 

そして師匠は師匠の師匠とかたい握手をされ、お二人は私の指揮をする姿を後ろから眺めていたのでした。

 

「あ~!」って思いました。

 

私のセラピストとしての成長に合わせ、何幕も繰り広げられる『世界に一つだけの花』のオーケストラの催眠スクリプトに驚かされたのでした。

 

過去のトラウマが消化され「過去・現在・未来」という一本の直線として整理されていく。

 

そして師匠の師匠、そして師匠、そして私という目に見えないけれど、受け継がれていく大切な何かを私はお二人から受け取っていく。そしてそれを私自身も一臨床家として、次の世代に伝えていく存在なのかもしれないとフト思ったのでした。

 

人が自由になる時、その回復のメカニズムって非常に興味深いなって思います。

 

「私はこんな風になりたい~!」って思って、そんな魅力的な人を見ては「いいな~!」って事を私は時々思ったりする事があります。

 

だけれども興味深いのですが、だからと言ってそんな素敵な人の真似したりしない場合の方が結構多いかも知れないって思ったのでした。

 

その背景には「いいな~!でもどうせ自分は・・・」って感覚があって、自分はあたかもその「どうせ」の立場から離れられない強い信念があるように思ったのでした。

 

意識では「素敵になりたい」って思っても、無意識のどっかでは「絶対無理!」っていう相反する感覚が同時にあるのかも知れません。

 

「なるほど~!」って思いました。

 

だから私は「じゃあそうなれるように努力すればいいじゃない!」って行動に移す事が難しくて、どこか「どうせ・・・」っていう感じのブレーキがかかっていたのでした。

 

つまりブレーキとアクセルを同時に踏んでいて、「どっちに行きたいのか~!」って感じになっていたのですよね。

 

この無意識的にある「駄目に決まっている」っていうのは、ある意味「どこから来ているのかな?」って思った時に、親の私に対するイメージそのものかもしれないと思うのでした。

 

「この子は頑張ってもね・・・この程度なの・・・」っていう、どこか薄汚れた惨めな存在っていう感覚を、恐らく親はイメージとして抱えているのかも知れないのですよね。

 

それが無意識に信念として残っているのかも知れません。

 

その影響が残っている場合、頭では「自由になりたい~!」って思っても、どこか「本当に?」って感じで心から思える事が難しく、なかなかそちらの方向に進みにくいという事が起こってくるのかも知れません。

 

カウンセリングではもっと自由に私らしく生きたいというご相談をお承りいたしております。

 

FAP療法を用いて、無意識に根付いてしまっているネガティブな暗示について対応をしています。

 

「もっと自由に私らしく生きたい!」をサポートさせて頂いております。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

 資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

 経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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