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アダルトチルドレン

”適材適所”で見えてくる自由な世界

アダルトチルドレン   2023/03/01 (水)  4:10 PM

庭の方ではチューリップの芽が続々と出ています。園芸屋でお花を買うたびに、おまけでチューリップの球根を頂いておりました。

 

「何色のチューリップが咲くのかな?」って感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。長い期間、おつきあいをさせて頂く方々もおられます。

 

それぞれがそれぞれの「適材適所」という感じで、生きる環境や人間関係がシフトいる感じもあります。そのステップは非常に興味深いな~って感じます。

 

何となく本来の”私”の姿で生きる時、ご自分にとって楽な人間関係や環境を選び取って行くステップがあるように思います。それが一番ご自分の力を発揮して自由に生きるコツなのかも知れません。

 

ご来室当初というのは、もしかしたら本来のご自分の力以下の環境に身をおいていらっしゃる場合があるように感じます。本来ある力や能力よりも、数段低くご自分を見積もってしまっている。

 

だからその周りとの能力差によって、理解しあえない苦しみやストレス等で空回りしてしまっているという事があったりします。

 

ご自分を低く見積もって、ご自分のレベルよりも低い環境に適応しようとすればするほど、ストレスが溜まってしまい逆に不適応を起こしてしまうという事があるように思います。

 

師匠は知性の多様性について仰っておられますが「非常に納得だな~」って思います。同じ人間なのだけれども、それによって理解しあえない事によってストレスを感じてしまう場合がよくあるのですよね。

 

回復のステップと共に、次第にご自分が心地よい環境に身をおいてみたり、新たに学校に行って勉強をされご自分の力を磨いていかれるようになります。

 

そしてご自分の生きるステージがアップしていかれる。そして関わる人間関係の顔ぶれもシフトしていかれる。

 

人は周囲との能力差があまりない方が「何で分からないのか〜!」って怒りにならないで、お互いが理解し合いながら、それぞれの力をシェアしながら自由に生きていけるように思います。

 

”私”にとって心地良い人間関係と繋がって行く。

 

共に「何だか楽しいね~♪」のステップを歩んで行くにつれて、さらに自由な広い世界が見えてくるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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