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アダルトチルドレン

蘇る”私”の姿

アダルトチルドレン   2022/12/05 (月)  3:39 PM

近頃はちょっと編み物に凝っている感じであります。「ボ~」っとしていますと、アラン編みでセーターを作ったら楽しいかも知れないとフト思いました。これからちょっと進めていこうかなと思っております。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常にその変化は興味深く感じながら、拝見しています。

 

その回復される姿というのは「蘇る」という印象が強い感じがあります。瞳に生気が戻り、イキイキとした”本来の姿”が浮き彫りになっていく感じあります。

 

非常にその姿はキラキラと輝いて美しいな~って感じます。

 

なんとなくアダルトチルドレンからの回復というのは、本来の”私”の姿に戻って行くと感じますね。そんなことを思うのです。

 

これまで家族問題を背景とするトラウマ治療の現場で向き合っていますと、ご自分の抱えている問題というのは、上の世代の不安や葛藤を請け負ってしまうことによって「生きづらさ」が生じている場合が結構多いなと感じます。

 

「親・子」という関係性の中で、親自身が抱える不安や葛藤を子供に向けられる時、「親・子」という関係の中でその不安を自分のモノとして背負ってしまい、それによってこれからの将来に不安に感じたりという事があるように思います。

 

トラウマの問題もまた世代間連鎖という形で、虐待などのトラウマの問題による影響によって、下の世代に今度はご自分が怒りを向ける側となってしまう場合もあります。

トラウマを負ってしまう事によって、本来の自分が求めていない姿に引っ張られてしまうのです。

 

アダルトチルドレンの「生きづらさ」の問題は、このように「親との関係でどういった経過があったか?」っていう部分を見つめて行くことによって、「なぜ、今ご自分がこのようであるか?」という問いに対する答えが見えてくるのです。

 

そして本質的な問題にフォーカスを当てていくことで、次第に本来の美しい”私”の姿に戻っていくのです。

 

新たに見えてくる世界は色々な可能性を含んだ、ワクワクドキドキの世界だったりします。

 

「これからどんな人生を歩んでいこうかな~♪」の世界なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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