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アダルトチルドレン

自由に生きる力を育む

アダルトチルドレン   2022/08/17 (水)  5:19 PM

庭にある向日葵はゾクゾクと花を咲かせています。またこれが個性あふれる向日葵で1本にいくつもの花を咲かせてくれる向日葵です。種が出来たらまた来年も作ってみようと思います。コスモスの株もじわじわと大きくなっている感じです。

 

日々、多くのアダルトチルドレンの方々の回復される姿を拝見しています。静かな自信をたたえ、ご自分の自由に向かって歩いていかれる姿を拝見させて頂くと「良かったな~」って感じに思います。

 

そして「あ~幼少期のトラウマの影響って、こんな形でこの方の自由を拘束していただのな」と、改めて回復されていかれるクライアントさんの姿を拝見した時に実感します。

 

非常に皆様方の回復されるお姿は「凄いな~!」って感じに、その「本来の姿」に驚かされる感じがあります。「かつてのあのご様子は!」って感じがあります。

 

ご自分の自由を拘束するトラウマ。そんな事を実感します。

 

私はアルコール依存症の専門病院で勤務していた事があります。白衣を着てアルコール依存症のおじさん達のなかで頑張っていました。駆け出しの頃の自分を思い出します。

 

院長先生は、依存症の回復のステップは「認めて」「信じて」「お任せ」だよって仰っていて、「???」って思っていました。

 

今だからわかるのですよね。ご自分を「認める」事で、次の自由になって行くステップが見えてくる。

 

「あ~自分ってこういう状況なのだな」って、心から「認める」事が出来た時、本当の回復があるのだなって思います。内省という言葉がありますが、ご自分を振り返り内省されるからこそ、自由のステップを歩んで行くことが出来るのだと思うのです。

 

淡々と静かな心で回復のステップを歩んで行くことが出来るのだと思います。

 

ご来室されるアダルトチルドレンの方々も、ご自分の幼少期や機能不全家族の状況を振り返り、認めていらしゃる中でご来室されているなと思います。だからこそ、その基軸から「自由になりたい」と回復のステップを歩んで来られるのだと思います。

 

今現在、抱えていらっしゃる問題と機能不全家族の中での出来事を振り返り、そして手放して行く。トラウマ治療と共に、段々と本来ある自由に生きる力が育ってくるのですよね。

 

「自由に生きる力」を着々と養って、そして広い自由な世界を飛んでいかれる。

 

そんな姿を拝見させて頂くのが、とってもワクワクドキドキな感じであるのでした。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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