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共依存

”自分軸”を取り戻して自由に生きる

共依存   2024/07/31 (水)  3:22 PM

近頃は茄子が収穫時な感じです。茄子がゾクゾクと出来ており「おっ!」って感じであります。細い茄子は焼き茄子に出来るのが良いですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのお姿を拝見させて頂くにあたり、「人の可能性は素晴らしいものがある!」って事を実感致します。私らしく自由に生きられる姿は非常に美しいと感じます。

 

「自由に生きる」という事を阻害する要因というのは、様々であります。

その一つとして人間関係での共依存の問題があるかと思います。

 

家族や職場、その他色々な環境に身を置いている中、相手の問題がご自分の事のように感じられ、そして相手の問題が常に頭に占めてしまい、それによって苦しくなってしまう関係性であります。

 

人というのは言葉でのコミュニケーション以外でも、非言語的なコミュニケーションをしていると言われています。ですので常に頭の中で問題を抱えている「誰か」の事を考えてしまうという事は、それだけ精神面でも疲弊し、そして本来のご自分の感覚を見失ってしまうという事が起こってきてしまいます。

 

「自由になりたい」と強く願っていても、問題を抱えている相手と同じ精神状態に陥ってしまう事で、自身が問題や症状を抱えてしまうという事が起こってくる事もあります。

 

その中でいかに「相手との心の距離感を保っていくか?」っていう部分が非常に大切になってきます。

 

常に常に相手のことを考え続ける。そうなってしまう事で、相手と同じ精神状態になってしまい、それがゆえに本来必要ではない問題を背負ってしまったり、「自分自身がどうしたいか?」という大切な「自分軸」を見失ってしまうのです。

 

回復と共に、それまで埋もれていた”私”の感覚を感じながら、その共依存関係の中で「ご自分は何を感じているのか?」そして「どういった立ち位置だと楽になっていけるか?」っていう事を、カウンセリングの中で模索していきます。

 

そうする事で”私”が楽なポジションが明確になり、そして「ご自分の幸せのため」に生きてけるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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