アダルトチルドレン 2022/11/03 (木) 4:36 PM
お休み中はとっても良い天気でした。近くの公園に散歩に行きますと、銀杏の木々が黄金色に輝いていました。「秋だな~♪」って感じでありました。
近頃は季節はずれのじゃが芋が庭にあります。おそらく収穫し忘れた、じゃが芋から芽が出て来たのだと思います。
いくつもあり「う~ん、このまま育ててみようか」って感じで肥料をあげております。「季節外れのじゃが芋、どうなることやら?」って感じですね。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。着々と成長されて力をつけておられる姿に、ご来室当初の頃の事がちょっと懐かしく思う事があります。
ご来室当初の怒涛の世界をサバイブして来られ、逞しくしなやかに生きる姿に人の可能性を感じます。「人ってこんな風に自由になって行かれるのだな」とつくづく思うのです。
ご来室される方々の姿に、そんな事をつくづく実感します。幼少期のトラウマの問題を抱えたまま、大人に成長して行きますと、そのトラウマから派生する様々な問題によって自由に生きる事を阻まれてしまう事があります。
その問題は様々であります。その一つに怒りの問題があるかもしれません。
怒りは自分の境界線を守るために大切な感情の一つなのだけれど、しかし怒りの発作が頻繁に起こってしまう事によって、ご自分の自由を損ねてしまうという場合があるかもしれません。
幼少期のトラウマの場合、そこには理不尽な形で親から虐待されたりコントロールされてしまうと、そこには怒りや恨みの感覚が植えつけられてしまうのです。
そしてそれが、本来関係ないご自分の周りにいる人に表出してしまうという事が起こってくるのです。それはご自分にとって大切な誰かだったり、親密な誰かだったりします。
幼少期のトラウマの問題から解放されるにつれて、過去のトラウマの緞帳が幕を開けて、「今、ここ」に生きるご自分の現実が見えてくるのです。
そしてその「今、ここ」を生きるご自分の感覚で、周囲にいる人達との関係を振り返る事ができるようになるのです。一つ一つご自分の感覚をベースに、周囲との人間関係を振り返り、そしてご自分が楽なポジションが見えてくるのです。
するとそれまで怒りの発作によって使い熟す事が出来なかった、ご自分の力を更に生かして自由に生きる事が出来るのです。
その姿は「本来の私」の姿であり、もしかしたらご自分でも気がつく事がなかった、「素敵な”私”」の姿だったりするのです。
そんな皆様方の「本来の姿」を拝見させて頂く事が、とっても楽しみなのでした。
●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。
【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
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