Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”を軸とした自由な人生

アダルトチルドレン

”私”を軸とした自由な人生

アダルトチルドレン   2023/08/24 (木)  2:27 PM

まだまだ暑い日が続きますが「朝方は秋の風が吹いているかな?」って感じに思いました。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれが、少しずつご自分の人生を取り戻していかれているなと感じます。

 

私の人生を取り戻していくステップ。

 

何となく多くの方々の回復を拝見していますと、興味深いな~って事を思う事があります。

 

それは幼少期のトラウマからの回復と共に「現実感」がより一層感じられるようになる気がしています。

 

ご自分の周りの人間関係や環境や、ご自分の現在の置かれている立ち位置など、色々なシチュエーションでのよりリアルな感覚が感じられて来るのです。だからこそご自分の感覚を大切にした形でステップを踏んでいく事ができるのです。

 

どちらかというと、トラウマの問題に影響されている間は、現実とは違って「幻想の世界」を生きているような感じにも思います。漠然とした怒りや不安、恐怖などに囚われている世界を生きる感じかも知れません。

 

トラウマから解放されて現実感がよりクリアになっていくステップというのは、ある意味、「ご自分がどのような経験を経てきたか?」「そこではどんな事があったか?」

 

そして「それについてご自分はどういう気持ちになったか?」という風に、ある意味「心の痛み」をより実感して認識していく作業も含まれているように感じます。

 

よりクリアにご自分の喜怒哀楽を含む、様々な感情に触れていく事で「ご自分にとって求めていない事」、そして「ご自分が心から求めてるものは何?」という風に、ご自分を軸とした人生のステップが始まっていくように感じます。

 

快・不快の感覚がよりクリアに感じられる事によって、ご自分を的確に守り、傷つける苦しい関係から距離をとって自由なステップを歩んでいく事ができるようになるのですよね。

 

そんなステップを繰り返していくうちに、ご自分を取り巻く人間関係や世界はガラッと変わっていきます。そしてそのままでいて楽~な人間関係の中で生きる展開が見えてくるのですよね。

 

"私"を軸とした自由な人生の展開が見えてくるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=6124

ページトップへ戻る