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アダルトチルドレン

”私”を育んでいくステップ

アダルトチルドレン   2024/10/03 (木)  11:42 AM

だいぶ秋らしくなって来ました。

お花屋さんにはビオラがあって「秋だな~」って感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています、着々と着々と力を付けて来られていらっしゃるなと感じます。素晴らしいな~!って事を感じます。

 

何となくアダルトチルドレンや幼少期のトラウマの問題からの回復は、地味なイメージがありますが内省の中で少しずつ少しずつ、ご自分を振り返り、見つめながら、着々と地に足がついた形で力を付けて行くステップがあるように思います。

 

そこにはありのままのご自分を認め、そして受け入れ、そしてそこからの次のステップとして見えてくるからこそ、地に足がついた形でのご自分の成長を実感できるのだと思います。そしてそこに「自信」というものを実感出来るように思います。

 

「内省」というのは非常に大切なポイントかも知れません。

 

トラウマという性質は、その真逆な側面があるように思います。つまりトラウマの過去が過去として終わっていないため、常に何かしらのトリガーに出くわした場合、トラウマの過去のご自分の状態に戻されてしまう。

 

だから頭では分かっていても、そこを修正したり、見方を変えたりという事が難しい状態に陥ってしまう側面があるように思います。

 

フラッシュバックやトラウマの再演によって、自分がトラウマによって操られてしまう感じがあるように思います。

 

ですので、ご自分の「本来の力」を生かしていくには、トラウマ治療を進めていくという部分も非常に大切な要素であると考えられます。

 

トラウマ治療を進めていくと、段々とトラウマによってご自分が振り回されてしまう事無く、目の前の事を感じ、そしてそのご自分の感覚でもって選択肢、行動をしていけるというステップを踏むことが出来るようになるのです。

 

だからこそ、”私”の感覚を「軸」として、”私”の感覚を大切にしながら、ご自分のための一歩を踏み出していけるのだと思うのです。

 

そのステップは、気がついたら「随分と成長したな~!」っていう感じに、ご自分の力となり、そして選択肢の幅となって人生を切り拓いていく力となっていくのです。

 

そんな回復される姿を拝見させて頂くのがとっても楽しみなのでした~!

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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