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アダルトチルドレン

”私”を活かして生きる

アダルトチルドレン   2024/12/14 (土)  12:38 PM

今日も横浜はいい天気であります。

てくてくと歩いていますととっても心地良い感じです。

 

日々様々な方々がご来室されます。色々な方々がご来室され、少しずつ少しずつ自由のステップを歩んでいかれます。

 

そんな回復のステップを拝見させて頂くことが、この上なく楽しみであり幸せな事だと実感致します。有難うございます。

 

相談室がスタートして10年程経ちますが、皆様方のご愛顧によって成長してこれていると実感します。繋がりながら共に成長して行けることを嬉しく思うのでした。

 

アダルトチルドレンの問題について、ご相談をお承りを致しております。その「生きづらさ」と言う部分では色々な要素があると言う風に感じます。

 

その一つとして、自分が思ったように自分の力を使いこなす事が難しいと言う事があるかも知れません。

 

いざ集中する場面、色々なアクシデントや問題に直面した時、自分が思うように動けなくなったり、頭が真っ白になってしまいうまく対処をしていく事が難しくなってしまう。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、常に緊張が高い状態が常になってしまう事が起こってきます。不安緊張が高いゆえに事前に色々と頭でシュミレーションをして準備、準備をしているのですが、それがいざとなってしまうと緊張がさらに高くなってしまって「分かっているのに動けない」と言う状況が起こって来てしまうのです。

 

私自身、この問題をかつて抱えていた事がありました。人一倍不安が強いので、色々と頭でシュミレーションをするのですが、その時点でかなり消耗してしまい「いざ!」という時になると、準備をしていたのにそれが活かせないと言う結末になってしまうと言う事がよくありました。

 

トラウマ治療と共に、普段の緊張感や不安が落ち着いて来た時から、「いざ!」って言う時に頭をフル回転させて「行動~!」って感じで、その場その場で対処していく事ができるようになりました。

 

自分が思ったように行動できないジレンマというのは、ご自分の能力の問題というよりも「トラウマを負っているが故にうまく行動できなくなってしまっている」という事なのです。

 

回復と共に、本来ある眠っている力を「イザ!」ってなった時に使える瞬発力がついてくるのです。本来の”私”の力を活かして生きていく事ができるよになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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