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”私”を活かしていく人生の展開

未分類   2024/10/10 (木)  4:20 PM

「だいぶ涼しくなってきたな~!」って感じです。お花屋さんではビオラなどが少しずつ出回っている感じです。ちょっとずつ季節の移り変わりを感じます。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの本来の姿を拝見させて頂くのが楽しみであります。

 

機能不全家族の中で育ち、様々な問題を抱えた方々が多くご来室されます。

アダルトチルドレンではスケープゴートという「役割」がありますね。

 

スケープゴートの役割の人が問題を抱えている事で、家族がバランスを取れている事があります。だけれども問題の本質は別の所にあったりします。

 

その方がスケープゴートとして存在し、周りの問題や苦しみや理不尽な状況を背負っているから、周りは力を奪われずに自由でいられるという事があります。その背後には虐待による搾取や支配の問題が潜んでいる事があります。

 

「兄弟間でも親の対応が違う」という事があったりします。優秀で能力がある方が親から愛されない場合があります。どちらかというと能力が低い兄弟の方が大事にされて、適応が良いという事があります。

 

兄弟間での親の対応の差で、その後の人生の展開が異なってしまうという事があるかもしれません。それらは「親と子供の能力差」がキーポイントだったりしますね。

 

親と同じ知能の兄弟の方が、親和性がありそして嫉妬の対象とならないため、家族の問題を影響を受ける事が少ないため、その結果として自由に生きる力を伸ばして行くという事が出来るのです。

 

そうすると、能力が高い方が愛されない、嫉妬による虐待や攻撃を受けてしまう事から、知的に能力が高い方がスケープゴートとして存在し、その本来ある自由になっていく芽をつまれてしまうという事が起こってくる事があるように思います。本質を歪められた形で家族の中で居続けるという事があるのです。

 

だけれども「本来の力」があっても、本来の姿で生きるという事には、親の嫉妬やネグレクトの問題が条件付けされているから、自由になる事への恐怖を抱えてしまうという事があるかもしれません。

 

・家族の中で何が起こっていたか?

・家族の中でご自分はどういうポジションを取らされていたか?

 

そんな家族を枠組みとして力動を探って行くことによって「なぜ今この様であるか?」という問いの答えが見つかってきます。

 

そしてそれと同時に、ご自分の「本来の姿」の伸び代を活かした形で生きられるステップを歩んで行く事が出来るのです。

 

「”私”はこの程度です~!」っていう「本来の姿」で生きられる様になるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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