アダルトチルドレン 2022/11/05 (土) 3:08 PM
近頃はダリアが旬な感じであります。大きい真紅のダリアとこぶりなダリアと2種類あります。ダリアも色々な種類があって興味深いですね。
幼少期からのトラウマからの回復を振り返ると、興味深いなって事を感じます。アダルトチルドレンの問題を抱えて、生きづらさを抱えて生き抜いて来られる時、様々な理不尽な経験から執着心が出てしまうっていう事があるかもしれません。
だけれどもこの執着心を抱えている状態というのは、結構、今現在の自分の姿に影響を及ぼすのかも知れないなって思います。
回復の中で大切な要因の一つに「誰と繋がるか?」って事も重要なポイントだなって思います。
「あの親のようになりたくない」と、執着心を抱えて生きて来られ、だけれどもその影響を強く受けてしまって、どこか忌み嫌っている親と似ているご自分があったりという事があるかも知れません。
そんな時「凄いな~」って思う「誰か」を真似をし続けていると、その「凄い」って思う人の要素をご自分に取り入れていく事が出来るのですよね。
私自身、臨床家として学び走ってきた時、「どうやったら師匠のように面接が出来るか?」って思って真似をしていた事がありました。
アルコール依存症の病院に勤めている時、院長先生がやっておられるミーテイングに参加させて頂いて、院長がミーティングをなさっているやる仕草や動作を真似をしていました。
非常に興味深いのですが「凄い」と思う人のやっている動作や言葉遣い、仕事のやり方を真似をしてみると、その方々が見えている景色や世界が見えてくるという事なのですよね。
「ほう~!師匠はこんな観点でケースを見ていらっしゃるのか!」って事だったり、院長は言葉をもちいず相槌だけで相手とのチューニングし共感をされているのか〜!」っていう景色が見えてくるのです。
そんな事を繰り返していると、いつの間にかその「凄い」って思っている人達の技が自分に身についていくようになるのですよね。
これまで色々な人達を真似してきました。ついつい「忌み嫌っている人」を意識して「う~!」ってなってしまう時、ご自分が思っている「凄い人」を意識して真似をし続けてみる。
すると自然と無意識にご自分がバージョンアップしていくのかも知れません。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
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