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アダルトチルドレン

”私”を大切に育てていくステップ

アダルトチルドレン   2023/04/07 (金)  3:27 PM

庭の方ではグリーンピースがゾクゾクとなっています。そら豆達もお花が満開であります。今年は「サラダそら豆」というそら豆も一緒に植えました。ちょっと小さい感じのそら豆であります。

 

日々、様々な方々の回復されるステップを拝見しています。非常にそのステップは興味深い感じであります。

 

アダルトチルドレンからの回復を振り返る時、同じ家族でも、考え方や価値観が違うと言う事があるのだなという事をケースを通じ感じます。知的な能力の差、価値観など多方面で異なっている。

 

「同じ家族なのだけれども・・・」っていう事を感じます。師匠も多様性について仰っていますが、納得だなと感じます。

 

家族の中で、一人だけ知的な能力が高かったり、独自の価値観を持っていると「違う」ということだけで否定されてしまうと言う事があったします。

 

それは表面的な部分で明るみに出るというよりも、どちらかというと自己否定感を抱えてしまっている側面で出てくる場合があるかも知れません。

 

「自己否定感=親から肯定されていなかった」という部分が明るみに出るかも知れません。

 

自己否定感を抱えている間は「自分がいけない」、「自分が欠けている」、「自分がおかしい」って捉えてしまう場合があるかも知れません。

 

だけれども同じ家族の中での知的な能力差がある場合、「子供の世界がわからない」という側面で親から否定されてしまうという事が起こってくるように感じます。

 

子供自身が「自分は自分でOK」って心から感じられないという事。その背景には親と子の知的な能力差があったり、また親自身の自己肯定感が低いが故に、子供が自信を持っていることに嫉妬してダメ出しをして自信を削いでくるという場合があったりするように感じます。

 

それを「自分がおかしい」と思ってしまうと、問題を間違って帰属してしまうという事が起こってしまうかも知れません。「あ~違うんだな同じ家族でも~」って思える事で、大切なご自分を肯定しながら「楽な人間関係を構築しよう~!」って感じで、広い世界を生きていけるようになるのかも知れません。

 

非常に興味深いな~って思います。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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