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アダルトチルドレン

”私”らしく自由に生きる

アダルトチルドレン   2023/04/14 (金)  2:25 PM

今日も横浜は暖かい感じであります。

オフィスの近くにある日本丸の景色は「The 横浜」という感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。機能不全家族を背景とする、様々なトラウマサイバーの方々がご来室されます。

 

非常にその回復のステップは自由でワクワクドキドキの世界なのですよね。そしてその回復される姿を拝見する時、人はどんな事があってもそれを越えて自由に自分らしく生きていく事が出来るのだなと感じます。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えてサバイブして来られている方が多くいらっしゃいます。トラウマの影響を受けますと、様々な問題を抱えます。

 

幼少期のトラウマの問題は複雑性PTSDの問題にも当てはまるように思います。自尊感情の問題、対人関係の問題、感情の不安定さ、トラウマに関する症状など様々な問題を抱えてしまいます。

 

これらの問題を抱えて生き抜いていくという事は、当然「生きづらさ」を抱えてしまうのは当然かも知れません。

 

「自由に生きる」という時、大切な要因として、ご自分の感覚に繋がりながら、それを羅針盤として様々な状況を対応していくという事かも知れません。

 

ある方は回復の当初の頃、自分の感覚麻痺の状態だったのでした。「あ~こうも自分は感情が麻痺をしていたのか~」って事をその方は思ったのでした。

 

「自分は全く能力がない、周りは正しい」という世界の中、感覚麻痺状態になっている場合、常に周りの感覚が自分の基準となってしまっていたのでした。

 

そうしますと、人と自分との関係の中で「適切な境界線を引く」という事が難しくなってしまうのですよね。色々な状況や人間関係で、自分の領域に踏み込まれてしまう。

 

そうすると「自分を適切に守り、自由に生きる」という事が難しくなってしまうのですよね。トラウマの問題から解放されるにつれて、様々な感覚を感じられるようになったのでした。色々なシチュエーションで、様々な不快感を感じ、逆に楽しい感覚も感じられる。

 

そうした時、その方が長年抱えていた「周りは正しくて自分は間違っている」という信念がシフトチェンジしていったのでした。そして「自分の感覚を大切にしよう~」って事を思えるようになったのでした。

 

様々な場面で自分を守り、そしてその場に応じた対応をする。

 

自由に生きるには、ご自分の感覚を大切にした形で行動を選択していくという事が大切となってくるのですよね。

 

そうした時、初めて心から満たされそして「私らしい人生」を歩む心地良さを感じられるのかも知れませんね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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