アダルトチルドレン 2023/03/25 (土) 12:38 PM
雨が降りますと庭の様子もちょっと違う感じですね。地面に雨が染み込み、幾分じゃが芋のキタアカリの芽達がスクスクと成長している感じがあります。
日々、様々な方々の回復される姿を拝見させて頂いております。非常に優秀で力のある方々が多くいらっしゃいます。
そんな中で「自由に生きるには?」って事を考える時、非常に興味深いなと感じながらおります。
多くの方々は幼少期の機能不全家族の中でサバイブされて、大人に成長されていらっしゃいます。子供として存在をしているけれど、だけれども親からの適度な関心やケアというモノを与えられていない状況でいらっしゃる場合も多くあるかもしれません。
「私らしく自由に生きる」という時、この幼少期のトラウマの影響の部分は非常に足かせとなってしまうと感じております。
子供として大切な時期に、ネグレクトの問題や虐待の問題を抱えてしまいますと、ご自分が自分に対して「セルフネグレクト」という事が起こってくることがあるように感じます。ご自分を放置してネグレクトしてしまう・・・。
”私”という存在を大切な存在として、何よりも大切に自分を優先する力が、削がれてしまうという事があるように感じます。
人間関係や職場での関係では、本来の優秀な方々が周りに力を与えてしまって、ご自分の優秀な力を自分の自由や楽しみや力を育んで行くという事にエネルギーを注げないというジレンマになってしまうのですよね。
そうするとご自分の周りの人達がどんどんと成長し、ご自分がその人達の二の次三の次という立場に立たされてしまう。そのため本来ある優秀な力を使って”私”が自由に生きるということが難しい展開となってしまうのです。
優秀な力が周りの人達の自由に使われてしまう・・・。
幼少期の虐待やネグレクトなどの問題について解放されるに連れて、次第に大切な”私”を第一優先として関心を向けてケアして力を与えていくことができるようになるのです。
「”私”がやりたいと思っている事」、「”私”が関心を注いでいる事」に時間を割いていける。そうする事で次第に私が育ってくるのです。
ご自分の力をご自分に注いであげる。そうする事で「私らしい花」を咲かせることが出来るのかもしれません。
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【執筆者情報】
大塚 静子
資格
所属学会
経歴
研究実績
研究実績はこちらをご参照下さい。
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