アダルトチルドレン

私は私でOK

アダルトチルドレン   2025/05/08 (木)  8:51 AM

今年のグリーンピースは豊作でありました。山盛りのグリーンピースが収穫できました。毎日、グリーンピースの料理を作っております。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの本来の姿に戻ってこられていらっしゃいます。本当に良く頑張っていらっしゃるなと感じております。

 

ご来室される方々の多くは、非常に優秀でいらっしゃると感じます。だけれども多くは自分に対する自己否定感を抱えていらっしゃるなと思います。

 

「あれ?どうしてなのだろうか?」って事を感じたりしています。その背景には色々な要因があるという事を感じます。優秀なのだけれど、どうしてそんなご自分を否定するのか?

 

その一つは上の世代の親のコンプレクスを背負っていたり、植え付けられたりという事がある様に感じます。何となくこの仕事をしていて感じるのが、色々な人間関係がありますが「自分は完璧だ〜!」って思っている人ほど、その真逆な感覚を抱えコンプレックスを抱えているのかも知れないと感じます。

 

「親は完璧な人間だった」と振り返ると思われるかもしれません。だけれども、その親のその上の世代の祖父母と親の関係を振り返ってみますと、「あ~親自身が否定され続けてきた過去があるのだな」って事が浮き彫りになって来ます。

 

その苦しみがあるほど、真逆の「完璧でありたい」と強く願い、親自身の否定された苦しみを否認するために、子供との親子関係によって、子供を否定することによってそれを抑圧し「完璧な人間」であろうと親自身がなっているように思います。

 

ですので本来、人は完璧な存在ではないと思うのですが、親自身が抱えるコンプレックスによって、自身が「完璧でなければ愛されない」という苦しみを背負ってしまうという事があるのかもしれません。

 

その結果「そのままの自分」を否定してしまうという事が起こってしまうのかも知れません。その様な上の世代からのしがらみから解放されていきますと、少しずつ少しずつご自分の様々な感覚を認めて受け入れていく事ができる様になるのです。

 

「私は私でいいのだ~!」っていう、自己肯定感を育てていく事ができる様になるのです。親の呪縛から解放されて、「私は私でOK〜!」という本来の”私”に戻っていかれる様になるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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