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アダルトチルドレン

”私”の本来の姿

アダルトチルドレン   2024/08/02 (金)  1:53 PM

庭の方ではパプリカが赤くなって来ています。元気な赤のパプリカであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの本来の姿に戻っていかれるなと感じます。

 

ご来室当初は、その”本来の姿”を歪められてしまっているように感じます。それは機能不全家族の中の状況で起こっていた虐待のトラウマの問題などによって、その本質が歪められてしまっているという事があるように思います。

 

多くはご自分の本来の姿よりも、低くご自分を見積もってしまい「それが自分だ」って信じてしまっている様に思います。ご自分についてのネガティブなレッテルを多く貼ってしまう。

 

何となく実感するのが、親ー子関係の中で親と子が同等の知的能力があったり、自由に生きる力がある時、親は子供の成長を楽しみにしていけるのかも知れないと思う事があります。

 

子供の方が非常に知的に高い場合、多くはその力をネガティブなレッテルを貼られる事で潰されてしまうという事が起こってしまう様に思います。

 

子供の方が親よりも可能性があり自由になる力を持っている。そうすると親はその子供の持っている力や才能の逆の暗示を入れ、子供に本来ではない異物を入れその本質を歪めてしまう様に思います。

 

ある意味、親にとって嫉妬の対象となる子供の存在というのは、子供が親よりも自由ではない関係性にいる事でバランスをとっている様に思います。人生に満足していない親、その親は自分で自分の人生を幸せにするよりも、自分の人生をどうやったら楽しくなるかと努力をするよりも、能力のある子供を貶める事でバランスを取るという事をしている様に思います。

 

だから本来の姿を歪められて、その力を封印されてしまうのかも知れません。多くのネガティブなレッテルがあるほど、その背景には多くの「資質」があり親が嫉妬する「何か」がある様に感じます。

 

そんな呪縛から解放されて行きますと、ご自分の中にある美しい「何か」に気がついていかれる様に思います。

 

その姿は自由でイキイキとした姿なのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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