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アダルトチルドレン

”私”の人生を構築して行く

アダルトチルドレン   2024/10/16 (水)  1:50 PM

段々と秋らしい季節となりました。秋になりますとそら豆やグリーンピースの種まきのシーズンだなって感じです。

 

土に赤玉と腐葉土を入れて整えて、種を蒔きました。今年はロマネスコというカリフラワーの一種も種から育ててみようと思います。ロマネスコは非常に美しいカリフラワーで、工芸品のようなカリフラワーです。今年はロマネスコを一杯育ててみようと思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ着実に力をつけて来られていらっしゃるな~って事を感じます。

 

トラウマの問題を抱えていますと、語弊がありますが「ご自分の人生を生きている」という感覚が削がれてしまうという事があるように思います。それはトラウマの問題となってしまっている場合、トラウマを抱えた時点の状態に、ご自分が戻されてしまうからです。

 

それはトラウマの記憶と感情が整理されていないため、その時点のトラウマを受けた自分に戻されてしまうのです。

 

戦場のトラウマを越え、そして大人に成長したご自分であるけれど、その怒涛のトラウマの経験によって、その日常生活の様々なトリガーに出くわすたびに、過去のトラウマを受けていた時点に自分が戻されてしまうのです。

 

だから大人の感覚で「こうしたらいいかな~」とか「この人間関係の距離感は開けてみよう」という風に、自分の感覚を軸に行動する事が難しくなってしまう。どちらかというと発作的な感じで反応する感じになってしまう。過去のトラウマの時点に戻されてしまうのです。

 

少しずつトラウマの問題から解放されていきますと、大人の”私”の感覚で色々な事を感じ、そしてご自分の感覚で「こうしてみようかな」って感じに自律的に行動を選択する事が出来るようになるのです。

 

それは”私”が自由に楽になって行くステップなのです。

”私”の感覚につながりながら、着々と力をつけて行く事が出来る。

 

だから振り返ってみると「あ~自分頑張った~!」って、自分の力を積み上げ成長してステップを踏んで行く事が出来るようになるのです。

 

「本来の力」を生かしながら、”私”の人生を構築して行く事が出来るようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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