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アダルトチルドレン

”私”の人生を切り拓いて行く

アダルトチルドレン   2024/08/18 (日)  10:16 AM

庭の方では胡瓜がぐんぐんと伸びています。ちょうど私の背丈ぐらいの大きさにまで成長しています。眺めているだけで楽しいな~って感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。回復と共に、非常にシンブルになって来られ迷いや怖れがなくなって来られるな~って事を感じます。やはり本来の姿は非常に美しく、そして無敵な感じがあるっていう事を実感します。

 

戦場のトラウマを越え、そして改めてご自分を振り返りながら、ご自分の必要なモノ、そして必要じゃないモノを的確に見分けながら、新たなご自分の人生を生きていかれるのですよね。

 

抱えていらっしゃる問題や症状は、やはり上の世代からの影響によって作られてしまっているという事を感じます。

 

その世代間連鎖によって、本来の”私”の部分とは違うモノを入れられてしまっている事によって、実際に「私はどんな自分?」「私は何を人生に求めている?」って事が見えなくなってしまっているように思います。

 

上の世代からの問題を抱えている両親の異物を背負ってしまい、それがゆえにご自分の姿というものを見失ってしまうという事が起こっているように思います。

 

ある意味、両親の苦しみや怒り、人生が納得いかない感覚を、子供の問題にすり替え、親の問題を背負わされてしまっているという事があるかも知れません。

 

それによって、本来問題を抱えるべき当人(親)が自分の問題を棚上げし、自分の人生の問題から逃げてしまっている事もあるかも知れません。時に、親自身が人生に対する苦しみや怒りを、可能性がある子供を貶める事で怒りをぶつけ、子供の力を奪ってしまっているという事もあるかも知れません。

 

そんなご自分を取り巻く問題をつまびらかに見て行くと、ご自分の背負うべきパーツと、親自身が背負うべきパーツがクリアに見えてくるように思います。

 

そして本来必要ではないモノを一つ一つ手放して行く時、本来の”私”の姿が見えてくるように思います。そしてそこを主軸として、新たなご自分の人生を切り拓いて行くようになるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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