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アダルトチルドレン

”私”の中の無意識さんの力を使って生きる

アダルトチルドレン   2023/07/28 (金)  11:16 AM

庭の方ではトウモロコシがなっています。「ちょっとどんな感じかな?」って見てみましたら、着々とトウモロコシらしくなっていました。今年初めてトウモロコシを作りましたが、観察をしていると楽しいですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれの無意識的な姿というものが、非常に美しいのだなと実感しています。「この素敵な姿を見たいから、私は頑張っているのだよな~」って思うのでした。

 

それぞれがそれぞれある、無意識さんの素敵な姿というものがあるのだなと感じます。それは非常に無敵な感じでありまして、どんな状況であっても的確に状況を判断しながら自由になって行く力というものがあるのだなと思うのです。

 

こういった無意識の力というものが封印されてしまっているという事が、実際にあるように感じます。それは本当に色々な要因だと感じます。

 

その一つに「親の葛藤や苦しみを背負ってしまう」という事もあるかも知れません。親ー子という関係は、非常に密接な距離感があるように感じます。

 

また世代間連鎖という部分で、親のトラウマの影響下の元、それによって虐待やネグレクトなどの問題もまた、本来の無敵な無意識の力を封印してしまう要因かも知れません。

 

機能不全家族の中で、ある一定の役割を背負って生きる場合、親のサポート役を引き受けてしまうという事があるかも知れません。そうした場合、親の苦しみをご自分のモノとして知らず知らずのうちに背負ってしまうということが起こってくるのですよね。

 

機能不全家族の中で生きる上での葛藤、それプラス親の苦しみまでも背負ってしまう。そうした場合、到底自由に自分らしく生きるという事は至難の技となってしまうかも知れません。

 

「家族の中で何が起こっていたか?」「ご自分がその中でどう影響を受け、ご自分が自由に生きる力を阻害されていたか?」

 

そんな事を見つめて行くと、ご自分が自由に生きる展開が見えてくるのです。ご自分にとって不要なモノは捨てて行く。親の苦しみは背負う必要がないという事。そして幼少期に抱えていた執着や恐怖も一つひとつ認めながら、手放して行く。

 

そうして行くと、自然と”私”の中にある無意識さんの力を使う事ができ、自由に生きて行くことができるようにあるのです。

 

その姿は非常にパワフルで美しいのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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