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アダルトチルドレン

”私”の中にいる無意識さんに繋がって行く

アダルトチルドレン   2024/05/09 (木)  12:41 PM

庭の花達はジワジワと衣替えの感じです。今年はペチュニアの花が多く揃っている感じです。ペチュニアも色々な種類があり興味深いですね。八重咲きのものやら、サフィニアの様な風情のあるものもあって楽しい感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。そのステップは非常に興味深いなって事を感じます。

 

何となく回復されて行かれる方々の展開を拝見していますと、無意識さんとの繋がりという部分が非常に自由になる上で大きな要因だなって事を感じます。

 

それぞれがそれぞれの無意識の力をお持ちでいらっしゃるように思います。非常に賢く、そして鋭く本質を見据える無意識さんがいらっしゃるな~って事を思います。

 

トラウマの問題を抱えている時、その記憶と感情が整理されていない事によって、意識はトラウマの過去に引き戻されてしまうという事があるように思います。

 

つまりどういう事かというと、「今」を生きているけれど、トラウマの「過去」のご自分を支配した親との繋がりが切れない状態となってしまうのです。

 

そこには親のエゴの元、ご自分にとってネガティブな感覚が頭の中でグルグルと繰り返すような状態になってしまうのです。ネガティブな親からの支配や呪縛が頭の中で繰り返してしまう。

 

アダルトチルドレンの場合、様々な本質ではない「役割」に縛られてしまうという事も起こって来ますね。例えばスケープゴートという役割の場合、親からの本質的な力についての嫉妬によって、自由に力を発揮するとなった時に親の怒りの感覚に繋がってしまうという事もあります。

 

トラウマ治療を進めていきますと、段々とそこの親からの影響を整理し少なくしていくことがあるように思います。親からの影響によって、本来ある力が阻害されてしない展開が見えてくるのですよね。

 

それと同時にご自分の中にある、ご自分の自由の源泉である無意識さんに繋がっていくようになるのですよね。そこには私を自由にサポートしてくれる、様々なリソースが眠っているのですよね。

 

無意識の中に”私”が自由になる力が潜んでいる。そこに繋がっていく時、本当の意味で私が自由になるエッセンスがあるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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