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アダルトチルドレン

”私”の世界を創って行く

アダルトチルドレン   2024/12/20 (金)  12:46 PM

今年はビオラとパンジーを色々な種類を植えました。それぞれが非常に個性的な感じで「いくつの種類があるのかな?」って感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。多くの戦場のトラウマを越えて来られた方々がご来室されます。よくサバイブして来られていらっしゃると感じます。

 

アダルトチルドレンの問題を抱えている時は、語弊がありますが「自分自身の感覚で生きる」という事が難しくなってしまうという事があるように感じます。

 

それはトラウマを負ってしまう事によって、ご自分の感覚が過去のトラウマに関連する「誰か」に繋がってしまい、自分自身の感覚で生きるという事が難しくなるからです。

 

良く「あの親のようになるまい」と強く心に誓っていても、どうしても親のような自分の側面を自分自身の中に見てしまうという事は、それはトラウマの記憶と感情が整理されていないので、トラウマを受けた当時の親の感覚に繋がってしまうからです。

 

つまり自分自身の感覚で生きるという事が難しくなってしまい、常に自分の中にトラウマの時限爆弾を背負った感じで生きるという事が引き起こされてしまうのです。これでは非常に「生きづらく」なってしまうのは当然かも知れません。

 

回復と共にこれらのトラウマに関連する条件付けが、取れてくるようになります。そうした時、初めてご自分の感覚でご自分を取り巻く環境や人間関係に対し繋がって行く事ができるようになるのです。

 

これまで分からなかったことがわかり、見えなかった事が見えてくる展開となります。ご自分の感覚で「こんな風にしたらいいかな?」って感じで、ご自分の感覚でトライアンドエラーで対応する事ができるのです。

 

「あ~なるほど~」って感じで、ショートカットでご自分が一番楽な方法が見えてきたりします。

 

自ずと”私”が楽で自由な選択肢をチョイスして行く事が出来るようになるのです。

次第に”私”らしい楽~な世界が創られて行くのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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