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アダルトチルドレン

”私”のために生きる自由

アダルトチルドレン   2024/03/17 (日)  4:13 PM

今日もいい天気の横浜であります。歩くのが楽しくなる気候ですね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。その方らしいイキイキした感覚を取り戻し、生きていかれる姿はとっても輝いているなと感じます。

 

当相談室では色々な内容でのご相談をお承り致しております。「自由に生きる」を阻害する要因が様々な感じがあるなと実感します。

 

自由に生きる事が難しい要因は、「自分が何か足りない」とかって思われる場合もあるかも知れませんが、しかし問題は別の所にある場合もあります。

 

その要因の一つに、問題のある人間関係の中の轍に取り込まれてしまったり、問題のある人間関係と分かっているけれど、適切な境界線を引く事が出来ずに自由になる力を消耗してしまっているという事があるかも知れません。

 

共依存関係という問題があるかも知れません。ご自分を取り巻く人間関係の葛藤や波に巻き込まれてしまい、それによってご自分の気分や感情もアップダウンしてしまう。

 

「自由に生きたい!」って強く願っていても、周りの問題を抱える人間関係に力を奪われてしまうという事があるかも知れません。

 

ご自分のニーズよりも、周りのニーズを優先してしまい、ご自分の人生を「他者」の立ち位置に奪われてしまう。

 

幼少期の問題を抱えていますと、根底に「見捨てられる恐怖」を抱えてしまう事から、”私”のニーズよりも「他者」を優先する事で人間関係のバランスをとってしまうパターンが作られてしまう場合もあります。

 

回復と共に少しずつ、問題ある関係、苦しい関係に対して距離をもっていられるようになります。周りの状況を見守りながら、ご自分が楽な立ち位置が見えて来るのですよね。

 

それまではそれらの問題で気分がアップダウンしてしまい、本来の自分の楽しみや人生に目を向ける事が難しかった。

 

回復と共に、新たに「あ~自分ってこんな事が楽しいんだな~!」とか「自分ってこんな才能があったのだ~!」ってことに、新しい自分の姿に気がついていかれる事もあります。

 

それまで「他者」によって「私は何をしたい?」「人生で何を求めいている?」って事が吹っ飛んでしまっていた。段々と頭の中の「他者」の占める割合が少なくなってきて、「私」が幅をきかして来る。

 

”私”のための人生を歩んでいかれるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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