Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”の「幸せ」がみんなの「幸せ」

夫婦間葛藤

”私”の「幸せ」がみんなの「幸せ」

夫婦間葛藤   2025/01/19 (日)  12:36 PM

庭の方にはロマネスコ・コーナーがあります。5株のロマネスコを今年も植えました。非常に芸術的な形をしたカリフラワーで、昨年は20センチの大きさまで育ちました。寒さに負けず元気に育っています。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

それぞれがそれぞれの「自由」を求めて、ご自分に向き合いながら頑張っていらっしゃいます。その姿は非常に美しいですね。

 

色々なご相談を当相談室ではお承りさせて頂いております。

その中にはパートナー、ご夫婦関係の葛藤などについてもご相談をお承りさせて頂いております。

 

非常に興味深いのですが、ご自分自身が自分軸を取り戻し、楽なポジションで生きられる時、自然とその関係性は楽しい方向に転じていくことがあるように思います。

 

非常に興味深いです。

でも何となく「納得」という感じがあります。

 

人は非言語的に色々な感情を共有しあって生きているという風に師匠から学びました。ですので「イライラ~!」ってしている人を前にすると「ピリピリするな~!怒っている?」って事が言わなくても伝わってきてわかる感じがありますね。おそらくこの原理なのかも知れません。

 

”私”が”私”の「軸」を取り戻し、そして”私”の「幸せ」や「自由」で生きられる時、そうした時、その「楽~」な感覚は家族やパートナーとも共有して、それが波及してお互いの関係も「凪」な状態になっていくのだと思うのです。

 

だから「私の幸せ=みんなの幸せ」なのかも知れませんね。

 

これが真逆の「人の事を気遣って我慢をする」というポジションの場合、その根底には怒りや苛立ちがありますから、それは相手に伝わっていく。

 

そうすると「怒り」を受け取って、より一層「イライラ~!」ってしてしまって、それらがコミュニケーションの中で増幅して「ますます大きな怒りになるぞ~!」って事で関係性が破壊的になったり、苦しくなってしまうということがあるのかも知れません。

 

そんな時、”私”の立ち位置に戻って見て、”私”が幸せ、”私”が楽な事をしてあげる。そうしていくうちに、自然と”私”に繋がっていく人達はその「楽」を受け取って自由になっていくのかも知れませんね。

 

”私”の「幸せ」が伝わって、周りが「幸せ」になる。

素敵なメカニズムですね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=7827

ページトップへ戻る