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アダルトチルドレン

”私”にふさわしい人生を生きる

アダルトチルドレン   2023/03/11 (土)  5:17 PM

庭の方のヒヤシンスはちょっとだけ花を咲かせていました。ブルーのヒヤシンスでありました。春らしくなって来ました。日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

 

「本来の姿に戻って行かれるステップは非常に美しいな~!」って思います。

 

回復をされて行かれますと、ご自分を中心とした形で周囲の人間関係や環境がいい塩梅に整っていく感じがあるように感じます。その方を中心とした形で自然と自由な展開が広がっていく感じであります。

 

非常に興味深いなと感じます。本来ある等身大の姿で生きる時、本当の意味で楽で自由な展開が見えてくるのだなと感じます。

 

ご来室される当初の頃は、どちらかというと等身大の姿よりも低くご自分を見積もって、生きていらっしゃるように思います。

 

ご自分を低く見積もってしまい、その環境や世界で生きることが自分の人生という感じでいらっしゃる。

 

本来身長が高い方が、ご自分の身長を低くして生きるという事自体、無理があるように思います。「自分はこの程度」という形で、自分を下げた形で捉えてしまっている。

 

アダルトチルドレンからの回復は、その部分を修正していくステップでもあるかもしれません。

 

ご自分にとって興味のある事や、ご自分にふさわしい人間関係の中で生きる時、ストレスフリーな無意識の姿で生きることができるのだと思います。

 

本来身長が高い方がご自分の高さを低くして生きる事になってしまう要因は、いくつかあるかもしれません。その一つに自己肯定感の要因があるのかもしれません。

 

知的に高いお方でいらっしゃる。だけれども幼少期の影響によって、自分自身を肯定して生きる事が難しくなってしまう。また親から映される鏡によって、本来の姿が歪められてしまう。

 

その中で色々な人間関係の中に入った時、周りにいる人達から優劣の錯覚を起こして、「自分は平均より上だ」って思っている人達から逆に嫉妬を受けてしまい攻撃をされてしまう事もあるかもしれません。

 

そんなネガティブなフィードバックを受けた時に「自分ってダメだ」って思わされる方向になってしまうのかもしれません。ご自分の的確な立ち位置を見失い、周りからの勝手なネガティブなフィードバックを取り入れて歪められてしまう。

 

回復と共に次第に本質の姿で生きる時、「私はこのぐらいです!」っていう自分を肯定しながらステップを歩んで行くことが出来るようになるのですよね。改めてご自分の人生を見直しながら、心から満たされる人生をチョイスしていくことが出来るのですよね。

 

「これからの人生が楽しみです」という、ワクワクドキドキの感覚なのかも知れません。

 

その姿は非常に美しいのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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