Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”が自由に生きるシナリオ

アダルトチルドレン

”私”が自由に生きるシナリオ

アダルトチルドレン   2022/07/14 (木)  1:11 PM

庭の方では夏野菜がぞくぞくとなっています。種から育てている胡瓜はなってくれました。インゲンの方も随分とツルを伸ばして元気に成長しています。

 

アダルトチルドレンからの回復というのは、非常に興味深いな~!って感じがあります。それは回復と共に生きるステージが変わるというか、そんな展開が起こってくるからです。

 

「生きるステージが変わるって何?」って思われるかもしれません。

 

ご来室当初は、トラウマに関連する様々な問題を抱えていらっしゃる。回復と共に、次第に問題から解放されていく。

 

すると「あ~こんな事をしてみたいな~!」っていう景色が見えてくるのです。そして「ちょっとチャレンジしてみよう~!」って感じに、新しい世界にダイブしていくのです。

 

機能不全家族の中で生きる時、ご自分の生き方というのは「役割」の中で生きるという事がほとんどかも知れません。ご自分の人生に対して不全感を感じながら「生きづらさ」を感じているかもしれません。

 

その「生きづらさ」の背景には、幼少期の様々なトラウマの問題が潜んでいて自由に生きる事を阻んでいるのです。

 

上の世代の問題を背負いこまされてしまう。親自身が抱えていたかも知れない問題を背負わされ、生きさせられている場合があるかも知れません。幼少期、その環境でで成長していくという事は「生きづらく」なってしまっても当然かも知れません。

 

幼少期からのトラウマの問題である複雑性PTSDの中核問題は、「ネガティブな自己観」、「対人関係の問題」、「感情調整力の問題」と言われています。それらはアダルトチルドレンの「生きづらさ」を直結する部分があるかも知れません。

 

当相談室では、その「生きづらさ」の問題となっている、幼少期のトラウマの問題について短期で効果を発揮するFAP療法を用いご提案させて頂いております。

 

トラウマの問題は、未消化の凍りついた記憶の状態になってしまっている事で、今現在の対人関係や様々な状況で顔を出してしまい「本来ある姿」で生きることが難しくなってしまうのです。

 

トラウマの問題から解放されるにつれて「私は何を感じ、これからどう生きたい?」という事が明確になってこられます。「自分ってこんな事が興味があったのか~!」と改めてご自分を認識される方もおられます。

 

そして着々と「力」がついていく。そしてそれまでいた環境からバージョンアップしていかれる。次のステージが見えてくる。

 

”私”が楽しい自由な心地良い世界を歩んでいかれるのです。

 

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

 
 

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=4844

ページトップへ戻る