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アダルトチルドレン

”私”が自由になる羅針盤

アダルトチルドレン   2025/04/20 (日)  12:37 PM

庭の方では玉ねぎが少しずつ丸くなっています。5センチぐらいの玉ねぎになっています。昨年の写真を見ますと5月半ばに収穫をしていました。後1ヶ月はかかるのかも知れません。

 

日々、さまざまな方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに着実に力をつけて来られていらっしゃいます。

 

「自由に生きる」と言う時、ご自分の中にあるトラウマの問題という部分は連動しているという事を感じます。それはご自分の中に自由になるベクトルと指針を掴んでいく事がトラウマの影響によって難しくなってしまうからです。

 

感覚麻痺という状況が起こってしまうので、「自分が心から望んでいることが何か?」という事が明確に見えなくなってしまうのです。

 

実際にトラウマからの回復と共に、非常に喜怒哀楽のメリハリがついてくるようになります。これまで見えなかった事が見え、そしてわからなかった事がわかってくるようになります。

 

楽しいことについては「楽しい~!」って事を感じ、苦しい事については、間髪入れずに「うっ!」って反応する事ができる。ですので非常に興味深いのですが、回復と共にそれまでやっていた我慢や忍耐という事が難しくなってくるのですよね。

 

この感覚は非常に大切な部分だと思います。ご自分の喜怒哀楽は自分を自由に導いてくれるシグナルであります。

 

なぜならば、感覚麻痺をしながら自分を苦しい状況に身を置いてしまう事によって、ストレスや怒りによって自分が自由になる力を削がれてしまうからです。

 

「何か変だな~」「何か不快」「何か違和感がある」という部分は、ご自分にとって何かを教えてくれるシグナルなのですよね。

 

だからこそタイムリーに的確にご自分を守りながら、そしてご自分が心から楽しい何かのために生きていく事ができるようになるのです。

 

そうやって広がる世界や人間関係は、”私”が心地良い自由になる環境が整ってくるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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