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アダルトチルドレン

”私”が育つ人間関係

アダルトチルドレン   2024/08/14 (水)  3:55 PM

庭の方では胡瓜がグングンと伸びています。フェンスを越えて来たので支柱を立ててあげました。おそらく1日10㎝は成長しているようです。これからの成長が楽しみです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれがそれぞれに、少しずつ力をつけて来ていらっしゃるなと感じます。

 

「自由に生きる」という時、ご自分を的確に守っていくという事も大切な要因かも知れません。

 

ご自分を取り巻く人間関係の中で、回復と共にそれまで分からなかったことが分かってきて、そして見えなかった事が見えてくる感じがあります。

 

回復の当初は、幼少期のトラウマから派生する問題によって、その自分を守っていくセンサーは封印されてしまっている事が多くあります。ご自分を取り巻く環境に対して、常に不安と恐怖でい続ける事で、その大切なご自分を守っていくセンサーはロックされてしまうという事が起こってくるのです。

 

回復と共にご自分の中の大切な感覚がクリアになって来ます。それと同時に、それまでご自分を取り巻く世界に対し、これまでとは違った景色が見えてくるようになります。

 

そしてよりクリアに喜怒哀楽を感じながら、新たに見えてくる世界を歩いていかれるようになります。不快な事に対しては「これはまずいぞ~!」って感じで、反応できてくる。

 

そのため、ご自分を取り巻く人間関係との的確な距離感を取りながら歩いていけるようになるのです。

 

気が付いてみると、ご自分の自由になる力を削がれていた。ご自分の問題ではなく、周りとの関係性によって、自由に生きる力が削がれてしまっていた事がクリアに見えてくるようになるのですよね。

 

そうして一つ一つご自分の安心、安全な環境を整えていく。そうすると自然と力を入れなくても、無意識さんの自由な世界へと近づいていく事ができるようになるのです。

 

”私”の中にある感覚を大切にしていく。

自由になる上で大切なのかも知れません。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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