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アダルトチルドレン

”私”が求める自由な世界を生きる

アダルトチルドレン   2022/10/19 (水)  3:44 PM

だいぶ寒い季節になってきました。冬物のセーターを引っ張り出して、ぬくぬくとしている感じです。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。非常に奥深く興味深い感じだなって思っております。

 

アダルトチルドレンからの回復という時、「誰と繋がって行くか?」っていう部分が非常に大切な要素だなって思います。

 

それは「誰と繋がって行くか?」によって、その方のあり様が全く違って来るからです。

 

機能不全家族の中で育っている時、そこには怒りや執着などの気持ちが絡んでいる場合が多い様に思います。ご来室当初の方々は、親に対する「愛・憎」の感覚を抱えていらっしゃる場合が多い様に感じます。

 

怒りや恨み、親に対する恨みの感覚が強いほど、逆に言うと親からの影響を受けてしまうと言うことは良く起こっている様に感じます。

 

「あの親の様になるまい!!」と意識で思っていても、怒りなどの執着心によって親に繋がって、忌み嫌っていた親の要素を取り込んでしまう自分に気がつくと言う事はよくある事です。

 

実際にこの「愛・憎」の感覚から切り離されて行くにつれて、実際に今生きている現実が変わって行くのですよね。

 

この「愛・憎」があればあるほど、今この時の大切な時間が執着心で埋め尽くされてしまう。ご自分が求めている姿とは違った姿になってしまうのです。

 

トラウマ治療と共に、その「愛・憎」の執着から解放され、そしてご自分が繋がりたい人達とのネットワークに繋がって行く。そんな展開が見えて来る感じがあります。

 

ご自分が求めている姿、リスペクトし合える関係。そんな自由な繋がりを求めて歩いて行く時、もっと広い自由な世界を生きて行くことができるのです。

 

過去のトラウマではなく、さまざまな可能性を秘めた世界を求めて自由に生きて行くことが出来るのです。

 

いらないモノは捨て、そしてもっと広い世界を生きて行くことが出来るのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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