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夫婦間葛藤

”私”が楽なパートナーシップ

夫婦間葛藤   2024/12/27 (金)  12:25 PM

今日も横浜は快晴であります。

ビルのエントランスには門松が早くも飾ってありました。

段々と年の瀬に近づいて来ていますね。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。それぞれが良くご自分を受け止めながら、一歩前に進んでいらっしゃると感じます。

 

当相談室では色々なご相談内容でご来室されます。ご家族の問題、パートナーとの関係性についてのご相談もお承りさせて頂いております。

 

人とのコミュニケーションというのは言葉でのやり取りもありますが、非言語的なコミュニケーションもありますね。誰かがピリピリと怒っていたら「おっ!怒っているなこの人は!」って事が分かってしまう。そうやって人は非言語的なコミュニケーションでやりとりをしているのです。

 

私自身もセラピストとして日々生活をしていますと、目の前にいらっしゃる方によって自分の状態が違うという事をよく経験しています。「共感」という部分がベースの仕事なので、納得だなって事を感じます。

 

そんな非言語的な部分での影響が、パートナーやご夫婦関係の葛藤などで影響が出てしまうという事が起こってきます。

 

相手が「イライラ~!」って怒っていると、受けての方も相手と同じ状態を真似をして共有してしまうので「イライラ~!」って感じで同期してしまうのです。

 

とどのつまり、怒りは相手のパートナーのものなのですが真似をして「怒らされる」という現象が起こってくるのです。

 

だけど心は目に見えないので「自分が怒っている!」って勘違いしまい、「何を~!」って応戦してしまう結果、怒りが増幅してしまう結果となるのです。

 

相手の状態によって、ご自分の感情や怒りなどによって振り回されてしまい、結果的に心のエネルギーが消耗してしまうという事が起こってくるのです。

 

そんなカラクリが見えて来て、「この怒りは相手のもの~」って感じでスルーしていく事ができるようになると、怒りの感情に振り回されてしまうという事は格段に減って来ます。

 

そして「私は私~」って感じで、”私”のための時間や楽しみのために過ごしていく事ができるようになるのです。着実に私の世界を豊かに楽しい感じに創造して行けるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい

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