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アダルトチルドレン

”私”が成長する人間関係を選び取る

アダルトチルドレン   2023/06/02 (金)  12:44 PM

庭の方では先日蒔いたカボチャが発芽をしていました。内心「まだかな~まだかな~」って待っていました。「あ~!」って感じで嬉しくなりました。これから大きく成長してくれるといいなと思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。アダルトチルドレンからの回復は、非常に興味深いなと感じております。

 

回復と共に、繋がっていく人間関係や環境が自然と楽な方向になっていく感じがあるなと感じます。ご自分にとってサポーティブな、そして共に成長していける関係性を構築されていくように感じますね。

 

そうしていくと本来眠っていた力が育っていく、いい土壌が出来てきて、すくすくと成長されていかれる感じがあるなと感じております。

 

「誰と繋がって、誰と繋がっていないか?」という部分は、自由に生きる上では大切な要因かも知れません。

 

ご来室当初はご自分を搾取する、自尊心を傷つけられる関係に身を置いている場合があるように思います。そこでの関係性では、どんなに頑張っても大切なご自分の自尊心は育っていく事が難しい感じなってしまうのですよね。

 

苦しい人間関係を繰り返してしまう要因として、親ー子関係の影響は大きいと感じますね。親ー子の関係で、否定され続けられる状況が続いていますと、ご自分が存在することへの罪悪感が心に残ってしまうかも知れません。

 

ご自分が存在する事への罪の意識を抱えてしまうことによって、「自分がそのままでOK」という感覚を肯定的に受け止める事が難しくなってしまうのですよね。

 

本来はご自分はそのままでOKで、そこに善悪もないのですが、親からの否定的なダメ出しの影響によって「そのままの自分はダメ」ってなってしまうかも知れません。

 

そんな存在する罪悪感から解放されていくと、自然にご自分の中にある色々な感情、色々な自分を認め、それらを大切にしていく事ができるようになるのですよね。

 

そうしていくと次第に自分の中に「自分軸」が育って、ご自分の感覚で人間関係や環境を選び取っていく力がついてくる。”私”が心地良い人間関係を選び取っていく。そして傷つける人間関係は断捨離していく。

 

そうしていい塩梅に「本来の”私”」が育っていくのですよね。

”私”が求める自由な方向にのびのびと成長していかれるのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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