Home > スタッフブログ新着一覧 > ”私”が心地良い城を築く

アダルトチルドレン

”私”が心地良い城を築く

アダルトチルドレン   2024/09/22 (日)  12:49 PM

少しずつ少しずつ秋らしくなって来たかな?って感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。本来の姿は非常に美しく「ブラボ~!」って感じでありますね。

 

回復と共に共通する部分があるなって事を感じます。それは「自己犠牲をしなくなる」という事だと思います。

 

色々な人間関係や環境に身をおいて行く時、色々な力関係や相互作用があるように思います。ご自分と同じ能力の感じでの人間関係は、お互いに理解し合える感じで、ストレスフリーな感じであります。

 

しかしどこか「う~ん、どうして伝わらないのかな?」って感じだったり、マウントを取ってこられる関係というのは、嫉妬と搾取がベースとなってしまい、そこにいる事で力を奪われてしまう事があるように思います。

 

複雑性PTSDの権威でいらっしゃる、ジュディスハーマン先生は回復の3段階目は人間関係の再構築という事を仰っています。

 

トラウマからの回復というのは、やはり自分にとって心地よい関係の中で生きられるという事も大切な要因なのだって事を思うのです。

 

そんな時、過去の原家族の中での搾取される関係を再演しているような人間関係の場合、どんなに力があっても自由に生きる力が同時に奪われてしまって、「本来の力」を発揮して行くことが難しくなってしまうように思います。

 

そんな時、過去のトラウマから解放されて行きますと、そのような搾取される関係の中にいてもご自分を下げなくなってくる。そして自己犠牲をしなくなってくる。

 

本当に伝えたい事を的確に相手に伝え、ご自分の本来の能力の高さを周りに示していく事ができるようになるのですよね。

 

本来は能力差があるのだけれど力を奪われて、下げられる事で能力の高い人が低く下げられてしまっている。だけれども過去のトラウマから解放されていきますと、自然とご自分と同等のリスペクトし合える人間関係につながり、そしてアンフェアな関係を断捨離して行くことが出来るのです。

 

「あ~楽だ~!」の私が心地良い世界を次第に築いて行く事が出来るのです。

”私”が心地よい城を築いていけるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

コメントは受け付けていません。

トラックバックURL

https://shizuko-o.com/kanri/wp-trackback.php?p=7207

ページトップへ戻る