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アダルトチルドレン

”私”が主人公の舞台

アダルトチルドレン   2023/12/26 (火)  1:55 PM

横浜の方はとってもいい天気であります。「ほ~!」って感じで歩いていますと、とっても心地良い感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。「人の可能性は凄いな」と彼らの姿に実感致します。

 

「人はどんな事があっても、それを乗り越えて自分らしい人生を生きていく事が出来るのだな」と教えて頂く感じです。

 

当相談室にいらっしゃる方々は戦場のトラウマを超え、なおかつ自由に生きたいという強いお気持ちを持ってご来室されます。

 

それぞれがそれぞれの「私らしい人生」を作って行かれる感じがあります。何となく語弊がありますが、”私”が主人公の舞台を拝見させて頂くような感じであります。

 

トラウマを越え、そして「今」を生き、そして私らしい未来を作って行く。

そんな風に思います。

 

トラウマの問題を抱えていますと、非常に「生きる」という事が非常に困難になってしまう場合もあります。

 

幼少期のトラウマを抱えて生きるという事は、複雑性PTSDを抱えている場合が多いように感じます。複雑性PTSDはPTSDの3つの症状(回避、過覚醒、再体験)、それに付随する性格傾向の問題、つまり自己肯定感の低さ、対人関係の不信感、感情調整の問題などです。

 

これらの問題を抱え生きて行く場合、生きていく事がかなり過酷な状況となってしまう場合があるかもしれません。その結果、本来の自分の姿で生きるという事が難しくなってしまいます。

 

人生に大きな問題を抱え、その中で生きざる得ない展開となってしまいます。

 

トラウマの問題から解放されるにつれて、少しずつそのノイズが薄らいできます。そして背負っていた鎧を外して生きていくことができるようになるのです。

 

段々と段々と肩の力が抜けてこられて、私らしく自由に生きる力が蘇ってくるのですよね。「こんな風に生きて生きたいな~!」っていう、これからの私らしい未来を作って行く事ができるようになるのですよね。

 

その姿は非常に美しく輝いているのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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