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アダルトチルドレン

”私”が主人公の自由な世界

アダルトチルドレン   2024/10/12 (土)  11:26 AM

秋らしい季節になりました。

天気が良いと、歩いているととっても心地良い感じですね。

 

お花達も、そろそろ秋冬バージョンに衣替えをしようかなと考えています。パンジーやビオラなどに植え替えようと思います。今年もそら豆の種や玉ねぎを植えようと思います。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。

それぞれがそれぞれに少しずつ、私らしいステップを歩まれていらっしゃるなと感じます。

 

「自由に生きる」という時、まずはご自分の中にある”私”の感覚に繋がっていけるという事が大切なポイントとなります。他の誰でもない””私の感覚が、自由になっていくための大切な羅針盤となり、そこを基軸としていくことで、本当の意味でご自分の人生が自由になっていくと感じます。

 

その部分を阻害する要因というのは、色々な事が考えられます。まず一つは、親ー子関係における関係性という部分が大きいと考えられます。

 

「共依存」という言葉がありますが、親ー子の立場やステージは異なるのだけれど、だけれども原家族における両親の葛藤や問題がある事によって、親が子供に対し依存して支配してしまう関係が起こってしまう事があります。

 

アダルトチルドレンの問題で言いますと、イネイブラーという「役割」などが出てくるかも知れません。親からすると「優しい子」と「育てるのが楽な子」という捉え方をされるかも知れません。

 

だけれどもその親子の適切な境界線が作れない事によって、子供自身の自我が確立出来なくてなってしまうという事が起こってくるように思います。

 

共依存関係において親子関係が密着関係となってしまい、「自分の感覚=親の感覚」となってしまい、「自分が何を人生で求めているか?」という事を見失ってしまうという事が起こってくるのです。

 

そんな柵から解放されて行きますと、少しずつ「私」を主人公とした人生の展開が見えてくるのですよね。”私”の中にある感覚(羅針盤)を用いながら、広い楽しい世界を生きていく事ができるようになるのです。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい

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