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”私”が主人公の自由な世界を生きる

未分類   2023/05/21 (日)  10:25 AM

庭の方では紫陽花が満開となっておりました。「ほ~♪」って感じであります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。自由にご自分らしく生きられる姿は非常に眩しいなと感じます。

 

非常に興味深いのですが、回復のステップと共にご自分にとって問題というのは無くなって来られるのですよね。

 

ご自分の周囲の環境や人間関係のノイズが無くなっていく。そして穏やかな感覚で生きられる環境で生きるようになるのですよね。

 

ご自分にとって楽な人間関係で、ご自分が好きな事に集中されていく人生を歩まれるのです。

 

幼少期のトラウマの問題を抱えていますと、「生きづらさ」を抱えてしまうという事がよく起こります。その「生きづらさ」というのは、様々な場面で抱えてしまうのですが、その一つの要因では過剰適応してしまうという事かと思います。

 

ご自分の気持ちを優先する事が難しく、周りの期待やニーズに合わせて行動するパターンが出来てしまう。そういったパターンで生きる癖がついていますと、常に我慢の結果怒りを抱えてしまうという事が起こってしまうのですよね。

 

その怒りを沈静化するために、また依存の対象物が必要となってしまうという事もあるかもしれません。

 

アダルトチルドレンの回復は、生き方が変わる事だなって思います。回復と共に、”私”を大切にした、”私”を優先とした形での行動や人間関係を構築していく事ができるようになります。

 

周囲と人との適度な境界線を引きながら、ご自分にとって相応しくない人間関係や環境は適切に断捨離できる力がついてこられる。

 

そうすると自然と向こうから、ご自分にとって心地よい環境や人間関係がやってくるのですよね。ご自分を大切にしてリスペクトしてくれる人間関係が構築されていく。

 

するとそれまで過剰適応によって怒りに満ち満ちていた状況から、「楽だ~♪」っていう展開にシフトしていくのですよね。

 

そして本来ある力を活かした形で自由になって行かれる。その本来の姿は非常に美しいのですよね。

 

●ご興味のある方はこちらからご予約を頂けます。

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

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