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共依存

”私”が主人公の人生を生きる自由

共依存   2026/05/06 (水)  2:44 PM

庭の方ではグリーンピースが収穫時となっています。そら豆やニンニクもそろそろ収穫となります。

 

日々、様々な方々の回復される姿を拝見しています。少しずつ少しずつ本来のご自分を取り戻し、自信がついて来られていらっしゃるな~って事を感じますね。よく頑張っていらっしゃるなって事を感じます。

 

当相談室では様々なご相談についてお承りさせて頂いております。その一つに共依存関係の問題についてがございます。

 

様々な依存症の中で「関係依存」の一つと言われている共依存は、自分と他者との境界線を見失い、苦しい人間関係に嗜癖してしまう依存症と言えるかも知れません。夫婦関係や恋愛関係などが挙げられます。他者の問題に介入したり介入されたりを繰り返すため、この二人の自我は絡まり合い、仲が良かったと思ったら、DVのような暴力がはじまったりと日常生活で情緒不安定な関係を続けます。

 

共依存関係の問題に絡め取られる時、ご自分の人生や大切な時間が「他者の自由のため」に絡められてしまうという事があります。

 

時に様々な問題を抱えている人をサポートしている場合、「いい人」として見られるため、それらの問題については問題視されにくい感じがあります。

 

しかし共依存的関係に絡め取られ「問題を抱えている誰か」の世話をし続けているうちに、ご自分の大切な人生の機会やチャンスを奪われてしまい、結果的に「誰のための人生を生きているのか?」という現実に直面させられるという事が起こってしまうかも知れません。

 

また問題を抱えている誰かと繋がり続けている事によって、本来あるご自分の知性や能力や適応が下げられてしまい「ご自分が心から求める事」について力を発揮して自由に生きるという事が難しくなります。

 

「問題を抱えている相手を何とかしたい」と、それが第一優先となってしまい、ご自分の大切な人生の主題や自由が二の次となってしまい台無しとなってしまうのです。

 

これらの問題の背景には、機能不全家族におけるトラウマの問題が潜んでいるという事が考えられます。精神的な不安定な親を子供の立場で支えなければいけなかった。親と子の立場が逆転した中、家族の問題を支える良い子というポジションにいる事で条件付きの愛情を得られていたなどの場合、幼少期では「いい子」として生き、そして大人になってからは周りの問題を抱えている人達にとっての「いい人」の役割に引っ張られてしまい、常に問題を抱えた人との関係で振り回され、ご自分の人生の主題を見失ってしまうという事が起こっている事が考えられます。

 

幼少期のトラウマの問題から解放されていきますと、次第に「人生の主人公としてのご自分をどう生きるか?」について意識しする事ができるようになります。そして「実際にご自分は何を求めているのか?」「どんな事が楽しいのか?」 それらを大切にしながら、奪われていたご自分の人生を取り戻していくことできるようになるのです。

 

心から”私”が満たされる人生を生きる事ができるようになるのです。

 

●カウンセリングをご希望の方は、こちらからご予約頂けます。

 

●カウンセリングの具体的内容について(はじめての方へ)を掲載致しました。

ご興味のある方はご参照下さいませ。

 

 

【執筆者情報】

 大塚  静子

 

資格

  • 臨床心理士(NO:18162)
  • FAP療法上級資格取得

 

所属学会

  • 日本臨床心理学会
  • 日本ブリーフサイコセラピー学会
  • 国際トラウマティックストレス学会
     (International Society for Traumatic Stress Studies)

 

経歴

  • 2005年 アライアント国際大学/カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学
    修士課程卒業
  • 2005年7月 アルコール依存症専門病院、周愛利田クリニックにて依存症治療に携わる。
  • 2009年7月 アダルト・チルドレン第一人者の斎藤 学先生がやっておられるIFF・CIAP相談室勤務。家族臨床、トラウマ治療について研鑽を積む。
  • 2014年7月 横浜にてカウンセリングルーム・グロース設立。
  • 2015年4月 浦和大学 総合福祉学部 非常勤講師 「心理療法」,「精神保健学」担当

 

研究実績

研究実績はこちらをご参照下さい。

 

著書 

『甦る魂』はこちらをご参照下さい。

 

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